『誰でもできるのに9割の人が気づいていない、お金の生み出し方』今井孝著

こんにちは、あっきーです!

会社で一生懸命働いても給料が増えないことに気づき、自分の力で稼ぐことを目指す人が多くなってきました。しかし、ほとんどの人はうまくいかないです。

時間をかけても、少しの収入を得るだけにとどまります。一方で、副業で月に100万円を稼ぐような人もいます。

いったいこの差はなんだと思いますか?

多くの人は、知識やスキル、経験の差だと考えます。しかし、実際はそうじゃないです。

一言でいうと「稼げていない人がお金を受け取れない」という点です。

例えば、あなたが出そうとしているサービスに、100万円払ってくれる人いたらどう思いますか。嬉しい反面、100万円を受け取ることに怖さもあると思います。一方成功する人は、10万円でも100万円でも自信を持って受け取れます。

大切なのは、お金に関する正しい知識を学ぶことです。その知識とは、消費者としてのお金の知識でも、投資の知識でもないです。

誰でもできるけど9割の人が気づいていない、ゼロからお金を生み出すときに必要なお金の知識です。

いくら自分のスキルを磨いても、このお金の知識がなければ、あなたはいつまでもお金を受け取れないままです。

このブログでは、ゼロからお金を生み出す正しい知識を7個解説していきます。このブログを見て、お金の生み出し方がわかった、普通の人でも成功できることがわかったという人は、いいねやコメントください。

参考文献
⬛誰でもできるのに9割の人が気づいていない、お金の生み出し方(今井孝著 / 幻冬舎)
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Contents

お金を受け取れない原因。

最初に述べた通り、同じ才能やスキルを持つ人でも、自分の力でお金を生み出す人と、生み出せない人がいます。そして、お金を生み出せない人の原因は「お金が受け取れない」ことです。その根本的な原因は何なのか。

それは意外かもしれないですが、多くの人が「給料でしかお金をもらう経験をしていない」ことです。

自分の力でお金を稼ぐようになると、時給ではなく、商品やサービスの価値に対して報酬を得られます。

これはつまり、時間ではなく価値をお金に換えているということだね!

時間の切り売りをせず収入を得られるのは、とても魅力的です。しかしアルバイトやサラリーマン生活を長く続けている人は賃金労働に慣れているため、相当な意識転換が必要です。

「長く働いた分だけお金がもらえる」という感覚は、簡単に克服できるものではないです。いざ自分の力でお金を生み出そうとしても、「これだけのことでこんな金額をもらっていいのだろうか」と、強烈なブレーキをかけてしまいます。

これに気づかないと、お金が生み出せない原因は「スキルが足りないから」とか、「知識が足りていないから」と錯覚してしまいます。そして、スキルや知識を身に付けることに躍起になります。

多くの資格を取得したり、と安い価格で下請けをしたり、ひたすら自己投資を続ける人もいます。それでは収入は増えないです。

これがお金を受け取れない根本的な原因です。この前提を頭に入れ、このブログでゼロからお金を生み出すための正しい知識を学んでいってください。

お金を生み出す人の考え方。

お金を生み出す人が共通して持つのは「自分の提供しているものの価格は安い」という考えです。

例えば、あなたは1千万円のもの売れますか?

そんな高価なものは自分に売れないよ!

では、質問を変えます。

もし普通なら5千万円する家が1千万円で買えるチャンスがあり、あなたが不動産の営業をしていたら売れますか?

この質問であれば、ほとんどの人は「売れる」と答えてくれます。

なぜ売れるかというと、その商品を安い、お買い得、買わないと損と思っているからです。そう思っていれば、高価なものでも売れます。

実は、商品やサービスの価格が高いとか安いというのは、お客様の欲求の強さで決まります。スキルが必要なくても、強烈に「欲しい」と思うものなら、高く買ってもらえます。

熱狂的な野球ファンが、大好きな選手のサインボールを高いお金を出して欲しがるのと同じです。

つまり、商品やサービスの価値は、あらかじめ決まっているものではなく、感情で決まるものです。

逆に言えば、人間が感じる欲求を理解すれば、いくらでもお金を生み出せます。これを理解することが大切です。

「お金を生み出す人は、自分の提供するものをお得と感じている」「価値や価格は感情で決まる」の2つを覚えておいてください。

お金を出す人は必ず存在する。

お客様の感情を理解すれば、高単価の商品やサービスを売れます。

例えば、英語のスキルがそれほど高くなくても、100万円の英語コーチングを売る人がいます。その方はTOEICの点数は800点台です。

もし英語コーチの価値がTOEICの点数で決まるのであれば、選ばれなかったと思います。しかし、実際は選ぶ人もいます。何なら100万円のコースを選ぶ人さえいます。

なぜ彼が選ばれるのかというと、英語の勉強のモチベーションを保たせるのがうまいからです。サボれない環境を作り、上達を感じさせ、優しい指導でやる気を維持させることができます。

正確には、英語を教えるというより、学習方法やお勧めのテキストを教えて、モチベーションを維持させる仕事です。

このように、スキルが高くなくても、経験が浅くても、知識が少なくても選んでくれる人がいます。誰もがすごい人に仕事をお願いしたいと思っているわけではないです。

そして、どんなものであってもお金を出してくれる人は必ずいます。そのため、相手が強く持っている欲求に目を向けてください。どんな人なら「お金を出して欲しい」と感じるのか、これを考えることからスタートしてください。

欲求とお金の原則。

人は欲求が強ければ強いほど、大きなお金を支払います。その強い欲求とは3つあります。

  1. 人間関係に関する欲求
  2. お金に関する欲求
  3. 健康に関する欲求

1つ目は、人間関係に関する欲求です。

人は人間関係のために大きなお金を使います。人間関係から引き起こされる感情は大きいです。

友達との人間関係、職場の人間関係、上司が怖い、恋人が欲しい、など様々な悩みがあり、とても強い感情を呼び起こします。

そもそも悩みの8割は人間関係によるものと言われています。だからこそ、人はお金を払ってでも解決したいと考えます。

2つ目は、お金に関する欲求です。

人は金銭的なリターンが見込めるのであれば、それに見合った金額を投資します。

例えば、中小企業の経営者や個人事業主がITサポートに大きなお金を支払うのは、それだけ投資対効果が得られると見込んでいるからです。

また、出世や転職のために英語が必要であれば、数十万円ものお金を払って勉強します。

3つ目は、健康に関する欲求です。

人は健康に対して多くのお金を使います。特に命に関わるような病気の治療には、数十万円も数百万円もお金を使います。

生存欲求は人間の根本的な欲求なので、ものすごく強力です。

また命に別状はなくても、腰が痛ければ整体院に行き、歯が痛かったら歯医者に行きます。すでに痛みを感じていて、その痛みを取りたい欲求が生まれているからです。

ここまで3つの強い欲求を紹介しました。サービス単価を上げたいのであれば、これらの強い欲求を扱うことがオススメです。

例えばコーチングなら、婚活コーチングや英語コーチング、体質改善コーチングなどです。ぜひ検討してみてください。

 

お金に関する7つの思い込み。


自分でお金を生み出したことがない人は、お金に関しての目標を間違いやすいです。

次の7項目に対して、間違った思い込みを持っていないかチェックしてください。

  1. たくさんの人に買ってもらわなければならない
  2. すべての人に認められるものを提供しなければならない
  3. お金をもらったからには結果を100%出さなければならない
  4. 差別化しなくてはならない
  5. ナンバーワンにならなければならない
  6. すごい人にならなくてはならない
  7. 成功しなければ価値がない

1つ目、たくさんの人に買ってもらわなければならない。

自分の商品やサービスを売ったことがない人は、少しでも多くの人に買ってもらおうと努力しますが、実際たくさんの人に買ってもらう必要はないです。

例えば30万円のコンサルティングであれば、10人が買ってくれればトータル300万円です。これだけの収入があれば充分生きていけます。

毎月1人から3人に買ってもらえばいい計算です。

2つ目、すべての人に認められるものを提供しなければならない。

人によって欲求は違います。そのため、すべての人の欲求を満たす商品はありえないです。

本当の意味で、自分の提供しているものに自信を持つということは、必要な人だけ買ってくれれば良いと割り切ることです。

自分が役に立てる人とだけ付き合うようにしてください。

3つ目、お金をもらったからには結果を100%出さなければならない。

このように思っていると、クレームが怖いと考えてしまいます。多くのサービスは結果の保証をしていないですし、する必要もないです。

例えば100%恋人ができるサービスであれば、数百万円払ってもいいという人はいます。

結果が100%保証されるなら、もっと高い金額をもらっても良いはずです。そこまでの価格設定をしていないのであれば、結果を保証する必要はないです。

4つ目、差別化しなくてはならない。

小さくサービスを始める段階では、差別化は必要ないです。なぜなら、最初は地域の交流会やSNSで一人ひとりを相手にすることがほとんどだからです。

目の前の人のニーズにどうやって答えるか焦点を合わせるだけでいいです。考えすぎて動けなくならないように注意してください。

5つ目、ナンバーワンにならなければならない。

ナンバーワンしか選ばれないのであれば、どんなサービスであってもトップを目指さなければならなくなります。

本当にあなたは、1番のものしか買わないのか?

そんなことはないと思います。競合他社よりサービスが劣っていたとしても、お客様が「それでいい」と言ってくれればそれでOKです。

 

6つ目、すごい人にならなくてはならない。

知識や経験が豊富で、何でもできるスーパーマンのような人は、現実にはいないです。成功者はみんな普通の人です。うまくいく人といかない人の違いは、「自分は普通の人間だ」と認識しているかどうかです。

自分に期待しすぎると「自分はもっとできるはず」と考えてしまいます。

目指すべきなのはスーパーマンになることではなく、凡人でも成果が出るように工夫することです。

7つ目、成功しなければ価値がない。

価値には、人間的価値と市場価値の2つがあります。

人間的価値とは、自分が人間として存在していることそのものの価値です。これは他人が決めるものではないです。

一方、市場価値は、相手が感じる価値であり、価値は買う側の人の欲求の強さによって異なります。

この2つの価値を混同すると、モノやサービスが売れない場合に、自分には価値がないと思い込んでしまいます。

しかし、市場価値と人間的価値まったく関係ないです。これを混同しないように注意してください。

ゼロからお金を生み出すための5つのステップ。

では実際に、自分のサービスを売る場合に、どのようなステップで進んでいけば良いのか解説していきます。

ステップ1 居場所を確保する。

誰にでもいくつかの居場所があります。自宅や職場、趣味がある人はそこにも居場所があります。

そういった居場所以外に、自分の仕事に関する居場所を新しく作ってください。

1人で新しいことに挑戦するのは大変なことだからです。わからないことだらけで時間がかかり、だんだんとやる気が失せてしまいます。そのため、仲間を作らずに1人でチャレンジするのはオススメしないです。

自分の力でお金を生み出したいのであれば、そのような仲間が集まるコミュニティを見つけて、自分の居場所を作るようにしてください。

 

ステップ2 短期間に練習を積み重ねる。

お金を受け取れない人は、自分のサービスの練習が足りていないだけの可能性があります。まずは自分のサービスを無料で提供して、練習するところから始めてください。

続けていれば自然に「無料ではもったいない」と思えるようになってきます。その時に金額を設定すればOKです。

コツは、短時間でたくさんの練習をすることです。早いサイクルで何度もやると、慣れが早く訪れます。

ステップ3 人のサービスの手伝いをする。

いきなり1人でやるのはハードルが高いと思う人は、自分が提供したい商品やサービスを既に扱っている人の手伝いをして、経験を積んでください。

人気のある人は忙しいため、手伝ってくれる人を求めています。そこで質問対応や作業の代行、講義などを手伝いながら仕事のやり方を身に付け、自信をつけていきます。手伝いであれば責任はあまり感じなくていいので、真面目な人には特にオススメです。

ステップ4 モニター価格で提供してみる。

そろそろお金をもらってサービスを提供したいけど、まだ怖いという人は、モニター価格での提供がオススメです。

あなたが安心して受け取れる価格に設定して、サービスを提供してください。大事なのは、相手に定価をしっかりと提示しておくことです。

例えばモニター価格が3万円であっても、本来は30万円のサービスであることを相手にも認識してもらってください。

人は払った金額が大きければ大きいほど真剣に取り組みます。本気でサービスを受けてもらうために、定価を払ったつもりでお互いに一生懸命取り組む約束をしてください。

ステップ5 選ばれる理由を分析する。

サービスを提供し、相手からフィードバックをもらったら、次の2つの観点で整理してください。

どんなサービスが喜ばれているのか、どんなキャラクターが求められているのかの2つです。

例えば、ライターの仕事でも、商品の売りを力強く表現してくれるセールスライティングが求められることもあれば、日々のブログ投稿のためにほのぼのした文章が上手い人が求められることもあります。

キャラクターに関しても、誠実な人が求められているのか、親分肌の人を求められているのか、これを分析する必要があります。

以上のステップを意識して、自分のサービスを売ってみてください。

プロセスで体験する感情を提供する。

ここで復習問題です。人は何のためにお金を使うのでしょうか?

それは、満たしたい感情があるからです。

相手がお金を払う理由は、結果が得られたときの感情を期待しているからです。しかし、その結果がすぐに出るとも限らないです。それなりの期間のプロセスがあります。

そうなると、相手が長く味わうのは、プロセスで体験する感情だね!

つまり、お金を払うまでは結果に期待してワクワクしてもらうことが大切ですが、サービスを提供し始めてからは、そのプロセス自体で良い感情を提供することが必要です。

ポイントは、チャレンジのための伴走です。少し難しい挑戦をしてもらう、怖ければ一緒にやってあげる、本当に動けない人は最初だけ手取り足取り指導するなど、とにかく挑戦して一歩踏み出してもらうと、ものすごい満足感が得られます。

ここに大きな価値があります。これを意識して、プロセスで体験する感情を提供するようにしてください。

まとめ

最後に、僕たちは必ず誰かに貢献できます。僕たちは誰かの幸せを見出せます。誰かを幸せにできる力は、あなたの中にすでにあります。

他の場所に何かを探しに行くのではなく、あなたの中にある宝物を掘り出してください。誰かの役に立てることを知ると、人生が豊かになります。

そんな日々を送れたら、本当に幸せだと思います。ぜひ自信を持って、お金を生み出す取り組みをしてみてください。

今回の解説が勉強になった、面白かったという人はコメントください。

    『誰でもできるのに9割の人が気づいていない、お金の生み出し方』
    1. お金を受け取れない原因。
    2. お金を生み出す人の考え方。
    3. お金を出す人は必ず存在する。
    4. 欲求とお金の原則。
    5. お金に関する7つの思い込み。
    6. ゼロからお金を生み出すための5つのステップ。
    7. プロセスで体験する感情を提供する。

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