こんにちは、あっきーです!
「残業、休日出勤、さらに家にまで仕事を持ち込み、プライベートの時間がもてない。」「職場でうまく立ち回ることができない。」「部下が自ら動かず、いつも指示待ちで、手間ばかり増えていく。」「同僚や職場の仲間に、激しい嫉妬や劣等感を覚えてしまう。」「他人の評価が気になって、いつも自分を責めてしまう。」など、当てはまる人がいると思います。
しかし、あることに気づけば、その状況は改善されます。あなたの周りから敵はいなくなります。
では、あることとは一体何か?
それは、自己肯定感です。自己肯定感を育めば、目の前の世界は、ガラッと音を立てて変わっていきます。自己肯定感を高めるノウハウをまとめたのが、この本です。
ノウハウは、26個紹介されていますが、このブログでは8個に厳選して解説していきます。
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人間関係に悩みを抱える人、自分のことが好きになれない人におすすめのブログです。勉強になった、もっと知りたいと思った人は、コメントください。
Contents
自己肯定感を高めるために、ココロの土台を整える
自己肯定感とは、「自分を肯定する感覚」のことです。自己肯定感が高い人、低い人を簡単に表すと、こんな感じです。
自己肯定感が高まれば、物事を楽観的に捉えることができ、失敗を恐れずチャレンジできるようになります。
失敗しても、人と比較せず、「また、頑張ればいいか」と、失敗を自分の糧として成長していくことができます。その結果、成功しやすくなります。また、人の言うことを素直に取り入れることができるので、人にも可愛がられ、物事がスムーズに進むようになります。
「ありのままの自分でよい」など、自分をそのまま肯定できているときは、ココロの土台は正常な状態に保たれます。しかし、ココロの土台が傾いてしまっていると、その上に自分を肯定するための「条件」をたくさんのせてみても、積み上げるたびにガラガラと崩れ落ちていってしまいます。
▼失敗を自分の糧として成長していくことができる
- 自己肯定感とは、「自分を肯定する感覚」のこと。自己肯定感が高まれば、物事を楽観的に捉えることができ、失敗を恐れずチャレンジできるようになる。
- 失敗しても、人と比較せず、「また、頑張ればいいか」と、失敗を自分の糧として成長していくことができる。その結果、成功しやすくなる。
自己肯定のクセをつける
ここで出てきた言葉が、あなたの「セルフイメージ」と呼ばれるものです。わかりやすく言うと、自分のことを自分がどう思っているか、ということです。
「どうせ」という言葉の後ろには、たいていネガティブな言葉が入ります。つまり、この○○に入る言葉たちが、アナタの「自己否定」です。
自分のことを「どうせ○○」と思っていると、「やっぱり○○」という現実が訪れます。
- 上司が部下にハッパをかけるためなにげない気持ちで「みんな、ちゃんと仕事しろよ」と言ったとします。
- 「どうせ、自分はダメでできない人」だと自己否定をしている悲観タイプの人がこの言葉を聞くと、「自分ができないせいで、やっぱり怒られた」と捉えます。
- また、「どうせ、わかってもらえない人」だと自己否定をしている、反抗タイプの人は、「ワタシ、ちゃんとやってます!」 「こんなにがんばっているのに、やっぱり、わかってくれない!」と捉えるかもしれません。
- 一方、「自分は好かれている人」「自分は信頼されている人」と自己肯定をしている人が同じ状況にあうと、「声をかけてもらえるなんて、やっぱり自分は期待してもらっている」と捉え、「頑張ります!」と答えるかもしれないです。
3人にとって、現実はなにひとつ違いはないです。上司は同じ状況で同じ言葉を発しているにもかかわらず、どんな「思い込み」をもっているかが、現実に反映されてしまいます。
ここで注目してほしいのは、自己肯定をしている人でさえも、それがただの「思い込み」にすぎない、ということです。どうせなら、自分に都合のいい「思い込み」をしてみてください。
では、自分に都合の良い思い込みは、どうすればいいか?思い込みによる「自己否定グセ」を手放し、「自己肯定グセ」を意識してください。自己否定を手放すことで、仕事も人生もスムーズに流れ始めます。
▼「自己肯定グセ」を意識
- 「どうせ」という言葉の後ろには、たいていネガティブな言葉が入る。つまり、この○○に入る言葉たちが、アナタの「自己否定」。
- 自分のことを「どうせ○○」と思っていると、「やっぱり○○」という現実が訪れる。どうせなら、自分に都合のいい「思い込み」を。「自己肯定グセ」を意識。
自分のマイナス面を受け入れる
それは、とにかく肯定すると「決める」ということです。まずは、「もう自分は自分を否定するのをやめるんだ」「すべて肯定するんだ」と「決める」ことから始まります。「ダメじゃダメ」 「ダメでいいはずがない」と普通の人なら考えると思います。 ダメな部分は直さなければ、改善すべきだ、そう思うのが当たり前の思考です。
しかし、2個目で説明したとおり、自分を「ダメ」と思っているのは、ただの「思い込み」で「勘違い」です。
そのため、その思い込みを外していくためにも、「まあ、今の時点ではダメでもいいや」と、積極的に自分にOKを出していきます。「ダメでいい」は肯定で、「ダメじゃダメ」は否定です。だから、ダメでできない自分にそのままでいいよと、「許可」を出していくのです。
自分を追い込んでしまうクセのある人は、ぜひこの言葉を持ち歩いてください。
「「ダメでいい」は自己正当化ではない」。
「ダメでいい」なんて、ただの自己正当化や開き直りだと思っていませんか?ここで、あらためて 「肯定」について説明すると、肯定とは 「どんな状況であれ、それを認め、受け入れること」です。これを「前向きにあきらめる」といいます。「ダメでいい」とは、「正しい、間違い」とは関係ないです。
▼自分を「ダメ」と思っているのは「勘違い」
- 自分を「ダメ」と思っているのは、ただの「思い込み」で「勘違い」。その思い込みを外していくためにも、「まあ、今の時点ではダメでもいいや」と、積極的に自分にOKを出していく。
- 肯定とは 「どんな状況であれ、それを認め、受け入れること」。「ダメでいい」を、自分をダメだと評価する思い込みから抜け出すために利用する、自分への許しの言葉だと思うこと。
自分を大切にする
「自分を大切にする」=「ワガママ」と思っている人もいます。次の定義を、ぜひ覚えておいてください。「ワガママ」とは、他人を使って自分を満たそうとすること。
「自分を大切にする」とは、自分で自分を満たしてあげることです。
みんな自分を「わかってほしい」だけです。そして、わかってほしいのは「気持ち」であり、「感情」です。これは、自分にとっても、まったく同じことです。
自分が、自分の気持ちを否定せず、わかってあげたら、初めてそこから、ほんとうに前を向いて歩いていけるようになります。行動を反省し、改善していくのは、そのあとです。
自分の感情にOKを出していくと、イヤなことはイヤ、好きなことは好きという気持ちが徐々にわかるようになります。そうすると、今まで言葉で抑え込んできた“本音”と向き合っていくことになります。
少しずつでもいいので、やりたいことをする時間を増やし、やりたくないことは手放してください。
苦手な仕事を断ってみる。 たまには残業せずに帰ってみる。 理由もなく有給休暇をとって海に行ってみる。ちょっと明るめの服を着てみる。地味だったメガネを外し、コンタクトに替えてみる。ご飯は好きなおかずから食べてみる。 嫌いなものは残してみる。
そんな、なぜだかすぐにできるのにやらずにいたことを、コツコツとやってみて、自分を満たしてください。
これが、意外と怖くてできないですが、だからこそ、やる意味があります。
▼やりたいことをする時間を増やし、やりたくないことは手放す
- 「自分を大切にする」とは、自分で自分を満たしてあげること。自分の感情にOKを出していくと、イヤなことはイヤ、好きなことは好きという気持ちが徐々にわかるように。
- そうすると、今まで言葉で抑え込んできた“本音”と向き合っていくことになる。少しずつでもいいので、やりたいことをする時間を増やし、やりたくないことは手放すべき。
「完璧主義」を手放す
自分を「正すべき存在だ」と思っている時点で、自分は「間違っている」のであり、それ自体が自己否定です。また、自分が「このままでは足りない」と思っているので、「もっともっと」という思考になっていきます。
ちなみに、うつの人には、「がんばれ」という言葉は禁句といわれています。つまり、うつという状態は、このがんばり教のたどり着いた先にあります。がんばり教とは、結局のところ、いつまでもどこまでも終わりのない完璧を求める、「完璧主義者」です。
「完璧主義」の人は一見すると、自分を律し、さらなる上を目ざす「スゴイ人」「エライ人」のようにも思えます。しかし、「完璧」を求めすぎるがゆえに、自分にも周りにも厳しく当たってしまいます。
「完璧主義者」とは「完璧」を目指す人ではなく、不完全な自分を認められない臆病な人です。
自分の「欠乏感」「劣等感」「無価値感」といったココロの穴を埋めるために、「完璧」を求めすぎています。ですが、そもそも、人間ですから「完璧」なんてないです。
完璧主義の人は、いつも自分の不足点ばかりに注目し、「まだ足りない」「もっともっと」と考えています。どこまで行ってもたどり着けない「完璧」という、100点の状態から自分を減点してしまいます。
そして、「まだ点」「あと3点足りない」と、いつまでたっても満たされず、自信がもてません。また、「適度でいい」という考えが苦手で、自分にも人にも厳しくなっていきます。
何に対しても100点を求めていては、自分も周囲も疲弊してしまいます。
完璧主義は、仕事で本当に必要な場面でのみ発揮すればいいです。ちなみに、「いえ私、全然できていませんから」という人がいますが、そんな人こそ完璧主義に陥っている可能性が高いです。
完璧主義とは、実際の行動や成果とは、まったく関係がないです。 「私は常にがんばり続けねばならない」と自分を追い詰めていれば、それが完璧主義です。
▼完璧主義は、仕事で本当に必要な場面でのみ発揮
- 「完璧主義者」とは「完璧」を目指す人ではなく、不完全な自分を認められない臆病な人。何に対しても100点を求めていては、自分も周囲も疲弊してしまう。
- 完璧主義は、仕事で本当に必要な場面でのみ発揮すればいい。「私は常にがんばり続けねばならない」と自分を追い詰めていれば、それが完璧主義。自分がそんな、隠れ完璧主義に陥っていないか考えてみる。
「劣等感」をさらけ出す
一方、あまり耳にしないかもしれないですが、「劣等性」という言葉もあります。「劣等性」とは、「生活上不利に機能する客観的な属性」のことをいいます。
一般的に、病気や障がいとされるものは、すべて「劣等性」に分類されます。
「お金がない」というのも、社会的には「劣等性」に入りますし、 「コミュ力が低い」「数字に弱い」みたいなものも「劣等性」に分類されます。
この話を聞いて、「自分のことだ」と、非常に腹が立つ人や、恥ずかしさやつらさを感じる人もいるかもしれません。
まさに今、あなたに湧き出てきたその感情こそが「劣等感」です。社会や会社の中で生きている以上、「劣等性」がある人が「劣等感」を抱きやすいのは、ある意味、仕方のない部分でもあります。
劣等感をもっていることは、実は、だいたい相手にもバレています。 隠すだけムダですし、話したところで「ふーん、それで?」と言われます。
劣等感はしゃべったり、さらけ出したりすることで、すごく楽になります。
最初は恐ろしくて抵抗がありますが、そのうち慣れて、気にならなくなっていきます。弱みをさらしたことによって、「いやいや、あなたには、こんないいところがあるよ!」と教えてもらうこともあるかもしれません。
そんなことを繰り返していくことで、気がつけば周りには、敵ではなく自分を受け入れてくれる味方や、仲間が増えていきます。「弱い自分を認められる人」こそが、本当の勇気があってかっこいい人です。
自分の劣等感を周囲にもさらけ出して、愛される人になってください。
▼自分の劣等感を周囲にもさらけ出して、愛される人になる
- 「劣等感」とは、言葉どおりに捉えれば、「人より劣っていると感じる」ということ。劣等感はしゃべったり、さらけ出したりすることで、すごく楽に。弱みをさらしたことによって、「いやいや、あなたには、こんないいところがあるよ!」と教えてもらうこともあるかもしれない。
- そんなことを繰り返していくことで、気がつけば周りには、敵ではなく自分を受け入れてくれる味方や、仲間が増えていく。自分の劣等感を周囲にもさらけ出して、愛される人になること。
相手の気持ちに「共感する」
「共感」は、「共に感じる」と書きます。自分が相手と戦っている、相手に脅かされているという気持ちでいたら、「共に感じる」のは、ほぼムリです。
悩んでいるとき、傷ついたとき、「共感」してもらえると、人は、とても嬉しかったり、安心を得られたりします。だから、相手に「共感」することが、相手と信頼関係を結ぶスタートになります。
その上で、ひとつ知っておいてほしいのは、「共感」はしても、「同意」までしなくていい、ということです。「あんな横暴な上司に、共感できるわけがない!」そう思うのも当然です。人の意見に対して「私もそう思います」と言うのは、「共感」ではなくて「同意」です。
一方、「共感」とは、相手がその思いや考えをもっていることを「理解」し「肯定」することです。あなたが、別の意見をもっていても全然構わないです。
「ふむふむ、あなたがそう思うことも理解できます」「ところで、私はこう思うのです」と伝えられればいいです。これをゴチャ混ぜにしてしまうと、相手と意見や価値観が合う合わない。100か0か、敵か味方か、という思考になってきて、職場は敵だらけになっていきます。
共感が難しいときは、「そうなんですね、わかります」「そうなんだ、わかるよ」このフレーズだけ言えればOKです。
▼相手に「共感」することが、相手と信頼関係を結ぶスタート
- 人と友好関係を結ぶための絶対法則が「共感」。「共感」してもらえると、人は、とても嬉しかったり、安心を得られる。
- 相手に「共感」することが、相手と信頼関係を結ぶスタート。「共感」とは、相手がその思いや考えをもっていることを「理解」し「肯定」すること。相手の気持ちに共感して、信頼関係を築いていくこと。
他人に嫉妬したら応援してみる
このことは、世の中の成功者はみんな知っていますが、残念ながら、普通の人はほとんど気がついていないです。
自信がない人、自己肯定感の低い人は、自分の欠点・弱点をなんとか修正しよう、補おうと頑張ります。同時に、相手の能力・才能に 「嫉妬」して、「羨ましい」と思います。「ああなりたい」と頑張ります。「弱点を補う」ことに取り組んでも構わないです。
ですが、その「自分」ばかりに関心を向けるのをやめて、ぜひやってほしいことがあります。それは、これまで書いてきた 「人に共感し、認めること」 「人を褒めること」とともに、「人を応援すること」です。
みんな、さまざまな能力、才能をもっています。認めて、褒めて、応援してくれる人のところに、人や才能は集まってきます。人を使う器のある人、大きな成功を収める人は、人のいいところを認めて褒めて応援することができる人です。
その人が能力や才能で一番だから、成功しているのではないです。「できる」と役職やお給料をあげて 「応援する」のです。だから、みんながその人の成功のために集まり、働いてくれます。
一方で、社長はみんなに「応援され」、社長として頑張れます。幸せな会社は、社員がみんなで応援し合っています。応援すると「敵」が仲間に変わります。応援すると、応援される人になります。そこには感謝と笑顔が循環し始めます。
応援し合える人同士を、本当の「仲間」といいます。仲間になれたら、もう争い競い合う敵では無くなります。仲間には、素直にココロを開くことができ、信頼し、協力できる関係になっていきます。
応援といっても、なにも大げさなことをやれといってるわけではありません。「がんばってるね」「応援してるよ」こんな言葉だけで十分です。それだけであなたは、応援してくれる仲間を手に入れることができます。
応援されると、「自分には価値がある」と思えるようになります。そして、これが最も大事なことです。ぜひ、他人だけでなく、自分を応援できる人になってください。
「オレ、がんばってるな」 「応援してるよ」そんな言葉を自分にかけてあげることが「自己肯定感を育む」ということです。
▼他人だけでなく、自分を応援できる人になること
- 人を使う器のある人、大きな成功を収める人は、人のいいところを認めて褒めて応援することができる人。「がんばってるね」「応援してるよ」こんな言葉だけで十分。
- それだけであなたは、応援してくれる仲間を手に入れることができる。ぜひ、他人だけでなく、自分を応援できる人になること。
まとめ
自己肯定感にあった』加藤隆行】
- 自己肯定感を高めるために、ココロの土台を整える
- 自己肯定のクセをつける
- 自分のマイナス面を受け入れる
- 自分を大切にする
- 「完璧主義」を手放す
- 「劣等感」をさらけ出す
- 相手の気持ちに「共感する」
- 他人に嫉妬したら応援してみる
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⬛「会社行きたくない」と泣いていた僕が無敵になった理由~人間関係のカギは、自己肯定感にあった~ (加藤隆行著 / 小学館)
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