「立ち止まっても休んでもいい 自分を取り戻すゆるい逃げ方」 中島 輝

こんにちは、あっきーです!

逃げる」ことは、人生におけるひとつの選択肢です。自分自身に真面目に向き合い、自分自身で決断したのであれば、堂々と逃げてもいいです。

モコ
でも日本の社会は「逃げる」ことを「よし」としない社会ですよね。

あっきー
その通りです。なぜなら日本は「逃げるのは卑怯」「逃げるのはかっこ悪い」と思うのも、そのように教育を受けてきたからです。
目の前の仕事や立場に対する大きな責任を感じて、どんなにつらくても「逃げる」ことを選択できない場合があるかもしれないです。しかし、中には追い込まれても「逃げる」ことを選択できる人がいます。なぜなら「逃げる技術」を持っているからです。

今回は、自分の人生を自分らしく生きるためのアクションプランを10個紹介します。逃げる技術を活用して、人生100年時代をより自分らしく生きてください。このブログがタメになった、参考になった人は、是非コメントをお願いします。

Contents

1.自分の価値観を知る

逃げられない人は、周囲に合わせて生きています。逃げられない人の人生の決定権は、他人の手の内にあります。あなたを傷つけたり追いつめたりする人から「逃げる」という選択肢を選ぶためには、「周囲に依存しない」と、自分自身で決める必要があります

あっきー
自分自身に宣言してしまえば、「周囲に合わせて生きる」という考えが捨てられます。

自分らしく生きることが目的になり、今までの価値観や信念が変わります。そこではじめて「逃げる」という選択肢を選ぶことができます。つらくて苦しくなる前に「逃げてもいい」と自分自身に許可を出すことができるようになります。苦手な人の行動や感情をコントロールするのではなく、自分自身が変わるだけです。逆に、自分自身で決めなければ、いつまでたっても「逃げる」ことを選ぶことはできないです。

モコ
でも今までと違う生き方を選ぶことが怖いです。

そういう人もいるため、表面的に「周囲に依存しない」と決めても、また同じように「周囲に合わせて生きる」ことを、どこかで選択してしまうケースが往々にしてあります。このようなことを避けるためには、無意識の状態で自分がどのような価値観や信念を持っているのかを知っておく必要があります。まずは、自分の価値観と向き合うことをしてください。

2.断捨離で心の中を整理整頓する

逃げられない人の心
自分に本当に必要なものがすぐには見つからない、散らかった部屋のようなものです。他人に合わせて生きているため、いろんな情報が否が応で入ってきてしまいます。そこから生まれた妄想が、常に頭の中で渦巻いている状態です。

あっきー
何が本当に自分にとって必要な情報なのか、もはや訳が分からなくなっている人も少なくないです。

例えば、職場の上司や同僚に、ちょっと冷たい態度をとられると、自分は嫌われてしまっているのではないかと不安になる人がいます。

相手も人間なので気分のいい時もあれば、悪いときもあります。そうした周囲の人たちのいちいちの動作をすべて分析するのは、とても難しいです。そもそも職場であれば仕事をしにきているため、上司や同僚の評価は仕事上でしてもらうことが一番いいはずです。

しかし、いかに嫌われないで生きるか、周りから承認され続けて生きるかが重要な人は、余計な情報や妄想で、心の中が満杯になっています。本当は、自分の心のほとんどを、自分にとって大切なことで占める方が幸せになれるのに、非常にもったいないことをしています。

あっきー
自分にとって「今、必要なことは何か?」を考えて、心の中に何を残しておくべきかを選んでください。

情報を持っていても、相手の性格や自分に対する評価は変えられないです。そんな情報や相手に対する思いはさっさと手放してしまい、余計なことで心の中を充満させることを、まずやめてください。

「人間関係について、あれこれ考えることをやめる」

こう宣言するだけでも、非常に効果は高いです。やめたいことを声に出して宣言してみてください。このような状態になったら、心の中を一旦、整理整頓した方がいいです。

3.他人と比べて落ち込まない

あっきー
人間は誰しも比べて生きる存在です。

むしろ、人と比べて、さらによい人間になろうというのが、本来の人間の姿です。そのなかで比べないということ自体が難しいです。そのうえで、妬んだり羨んだりするのではなく、「人と比べて、自分のどういう点を伸ばしていけばいいのか?」という尺度として活用することが必要です。

人と比べて、「不安」や「恐れ」「自信のなさ」という感情が湧き上がり、コンプレックスになるなら、比べること自体がマイナスに作用しています。誰かと比べて自分がダメかどうかは問題ではないです。

大切なこと
現在の自分を客観的に把握して、理想の自分とのギャップを埋めるかに集中すること

余計な価値観や信念がなければ、目標とする自分に向かっていくだけで問題は解決します。目標を達成するための手段を調べ、それを実行するだけです。誰かを羨む気持ちが生まれたら、ほんのちょっと視点を変えるだけで、自分の人生が大きく変わります。

4.もっと人に頼る

逃げられない人の多くは、人に助けを求めるのが苦手です。それは、小さい頃から「人に迷惑をかけてはならない」という信念を刷り込まれたせいです。

モコ
確かに、自立して生きることは大切だよね。

しかし、それは「人に頼ってはいけない」ということではないです。人間は、ひとりでは生きていけないです。どんな人でも、必ず誰かの助けを借りて生きています。だから、もっと人に頼ったほうがいいです。

大人同士の人間関係の基本は助け合いです。頼ることができて、頼られたときには力になる、人間にはそれができます。

あっきー
「助けてください」と誰かに頼むのは勇気がいりますよね。相手に負担になると悪い、嫌がられるんじゃないか、と考えれば考えるほど助けを求める言葉が口にできなくなります。x

自分が我慢すればそれで済むと考えてしまうかもしれないです。しかし、助けを求められて助けるか断るかは相手の問題です。助けを求める方は気にしなくてもいいです。助けを求めて誰かに助けてもらえると感謝の心が生まれます。そして、誰かから助けを求められた時には、今度はあなたが助ける番です。人は人との間でしか生きられず、助け合って生きていくものです。頼ったり、甘えたりすることは、決して悪いことではないです。

5.思ったことを実行してみる

今の状況から逃げられず、生きづらさを感じている人は、本来の自分に戻る必要があります。過去の経験にしがみついたり、本心を押し殺して生活していては、心が苦しくなってしまいます。

本来の自分に戻るためには
自信を取り戻すことが大事。
自信を取り戻すために、直感を信じて行動してみる。
どんなに小さなことでもいいので、自分の欲求に従ってみる。

「自分の欲求に自分で従っている」ということは、「自分で自分を認める」ということです。この積み重ねが自信を取り戻し、自己肯定感アップにつながります。まずは、自分で決めて、自分ひとりで行動できるような、生活への影響が少ない範囲で直感に従うことです。

モコ
自分自身を信じ抜いてあげることが重要だね。

直感に従えば従うほど、「自分がいいと思ったことをやった方が楽しい」ことが感覚的に分かってくるはずです。何かに挑戦すると決めたら、一回でもいいからやってみる。そこでうまくいかなかったとしても、プライベートなことなので問題ないです。

あっきー
時間が無いと言って後回しにせず、自分がやろうと思ったことに取り組んでください。

自分を取り戻すことができれば、なぜ自分を追い詰めてしまったのだろうと、バカバカしく思うことさえあります。無理をしている状態を元に戻せば、冷静に考えることができるのです。

6.やらずに後悔するより、やって後悔する

一番最初に心に浮かんだ直感を信じられず、妥協案に従う人が多いです。しかし、妥協案は自分の本当にやりたいことではないです。フラットな状態で自分の心に湧き上がってきた言葉を信じるのは、なかなか難しいです。なぜなら、不安になったり自信が無くなったりというような、心理的な抵抗があるからです。

あっきー
しかし、本当の自分の人生を選択するためには、徐々に自分の心に湧き上がってきた言葉を素直に選択する必要があります。

人生の大きな決断をするときも同じです。

例えば
自分のやりたい仕事が自由にできるチャンスが巡ってきたとして、受けるべきか、それとも受けないべきか悩むと思います。「本当に大丈夫か?」と、心の中に不安や恐れがどんどん湧き上がってきます。チャンスを見送った方がいいと思うこともあるかもしれないです。しかし、こういうときは「チャンスをものにしたい」という自分の心の声も必ず聞こえているはずです。

そのときに、その先がどうなるか分からない未知な状況だったとしても、自分の心の声に従うことが大切です。そして、未知の領域に自分を投じることが必要です。そういう経験をもつことで自分に自信がついてきます。

自分の人生が終わりに近づいていると悟った時、人は夢の半分以上が叶えられていないことに気が付くと言われています。しかも、その夢を叶えるのは、能力やお金の問題やタイミングなどではなくて、自分の決断次第だったことに気が付きます。自分の心の声に従わなかった結果、自分が望むような人生を送ることができなかったと考えている人が多くいます。

あっきー
人生の最終局面で後悔しても、過去を取り戻すことはできないです。迷ったらやってみることをオススメします。

7.悩みやストレスをノートに書く

自己肯定感が低下してしまい、本当の自分になれない時があります。ネガティブな感情に心を乱されてしまいそうな時には、その感情を書き出してみる方法が有効です。

いつ、どこで、どんなことがあって、どんな感情が起こって、どう思ったのかを思いつくままにメモをしていきます。書き出すだけでも、自分の心と距離を取る効果があります。乱された心も落ち着くはずです。

あっきー
自分の中で思っていることや感じていることは、そのままでは忘れてしまいがちです。心が押しつぶされていることにも気付かなかったりします。

実際に紙に書き出してみると、改めて自分の心が分かります。時間が経って、書いたものを見直してみると、どんなときに自己肯定感が下がりがちなのか分かってきます。すると、同じような場面で「否定的な思考になっているかもしれない」と自分で気が付くことができます。メモはスマートフォンやパソコンを活用しても大丈夫です。ネガティブな感情から距離を置ける効果と、自分を否定的に捉えがちな思考のクセを見直せる効果があるので、ぜひ試してみてください。

8.決めた目標に焦点を定める

逃げられない人は、目標ではなく、目標を邪魔するものに焦点が定まりがちです。

例えば
例えば、「来年の8月に富士山に登る」と決めても、「8月は仕事のピークかもしれない」「準備するのが大変だ」と、目標を阻害する問題に意識が集中しがちです。なかには、インターネットやSNSでわざわざダメな理由を詳細に調べて、これだけダメな理由があるのだから、目標を達成するのは無理という人もいます。

自己肯定感が低いと、何をするにも、否定的な考えが先立ってしまいます。しかし、本当に重要なのは、目標を邪魔するものに意識を向けることではなく、その障害を乗り越えて成功するにはどうすればいいかを考えることです。

どんなに高い壁であっても、目標に焦点を合わせれば、意外とすんなりその壁を乗り越える具体的な方法が見つかるものです。

あっきー
「できない」「やる気が出ない」と否定的な言葉を自分に聞かせ続けると、物事に向き合うときにできない理由ばかりを探すようになってしまいます。

そういう否定的な発言をしてしまう自分と距離を取るために、5年後、10年後、15年後の自分はどうなっていたいかを想像してみてください。そして、「そのためには、今何をしたらいいか?」を考えてください。そうすると、目標に焦点が定まります。自分に否定的な言葉をかけることもなくなり、結果的に自己肯定感が上がります

9.やらないことを決める

自己肯定感が低く周囲に合わせて生きている人は、日々、自分の人生にとってあまり関係のない雑務に追われていることが多いです。そのため、自分が本当にやりたいことや好きなことが疎かになります。
だからこそ、「やらないこと」を決めてください。

あっきー
優先順位をつけることが、とても重要になってきます。

日常で、好きでもないのにやっていることを考えてみてください。

例えば
ママ友との付き合いは、自分が楽しいのであればいいですが、特に話すことも無く、この時間に他のことをしたいと思うのであれば「やらない」と決めることです。

自己肯定感が高い人は、やりたくもないことはやらないと自分で決めて、どんどん「やらなくていいこと」を手放していきます。自分にとって重要なことのために時間を使うには、「やること」を絞り込むとともに、「やらないこと」を決める必要があります。人生の時間は限られています。だからこそ「やらないこと」を決めてください。

10.ブレない軸を持つ

自信を持つためには、「自分がやりたいことを認識する」ことがとても重要になります。つまり、人生の目標をあやふやにしないために、ブレない軸を持つビジョンを持つことが大切です。人は意識しているか、していないかに関わらず、何らかの目標をもって生きています

逃げられない人たちの多くは、過去の経験、子供の頃の自分の欲求を満たすことが、目標になっているケースが多いです。しかし、それでは過去に生きる人になります。

モコ
未来に生きるにはどうすればいいでしょうか?

あっきー
未来のために今を生きるには、自分自身で目標を設定し直すことが必要になります。

過去に生きる人は、周囲に合わせて生きている人です。周囲に合わせている人は、そもそも自分の人生に対して何の責任も負っていないです。何かを選んだり、決めたり、行動したりすることに無責任な状態です。だからこそ、周囲に合わせることができますし、「逃げない」選択をしても、自分自身には何の責任も問われないので、問題はないです。「何となく生きている」という状態だと、いざ命の危機を感じるくらい厳しい状態に追い込まれても、「逃げない」選択をしてしまう可能性があります

大切なこと
自分の中にブレない軸を持つこと
→心の中でひとつ自分の軸を決めていると、その目標のために、何かを選んだり、決めたり、行動したりすることができます。

自分の中に、軸となる明確な目標があれば、自分の時間を大切にして、自分を信じて、人生を軌道に乗せることができます。「海外留学がしたい」「自然豊かな場所で暮らしたい」など目標は何でもいいです。ただ、「3年以内に英語の勉強のためアメリカに留学する」のような具体的な目標にしてください。より明確な軸を持つことが、本当の自分を取り戻すことに繋がります。

まとめ

解説は以上です。
あなたの生きる目標は、他人に決められることでもなく、周囲に合わせることでもないです。「逃げる」ということは、他人の目を気にする自分、周囲に合わせている自分から「逃げる」ことです。人生の目標を達成するために、目の前の壁から「逃げる」ことではないです。今回紹介した逃げる技術を活用して、あなたが本当に進みたい道を見つけてください。今回の解説が良かった、タメになった人は、コメントをお願いします。

「立ち止まっても休んでもいい 自分を取り戻すゆるい逃げ方」
1.自分の価値観を知る
2.断捨離で心の中を整理整頓する
3.他人と比べて落ち込まない
4.もっと人に頼る
5.思ったことを実行してみる
6.やらずに後悔するより、やって後悔する
7.悩みやストレスをノートに書く
8.決めた目標に焦点を定める
9.やらないことを決める
10.ブレない軸を持つ

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