もし、ゾウを1頭、完食しなければいけないとしたら、どうやって食べればいいと思いますか?
ただし、「丸ごと全部、1人で食べる」のが条件です。
う〜ん…、ゾウを食べる発想がないから、全然、答えが浮かびません!!
答えは「一口ずつ食べる」です。
これ以外の答えはありません。人間が口に入れられるのは、一口分だけです。この問題は、私たちに大きな示唆を与えてくれます。
私たちに必要なのは、昨日より今日、0.1%の成長をすることです。
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「毎日、英語を2時間勉強しよう」と心に決めたとします。しかし、数日のうちに「体調がイマイチ」と挫折してしまうのが目に見えます。それよりも0.1%の成長を続けたほうがいいです。「1行だけ日記を書いた」という程度でかまいません。1日単位で見ると、影響なさそうな成長ですが、これを続けると習慣になってきます。たった0.1%でも、694日後には、今日より2倍の成長という大きな成果になっています。
これが習慣の「秘密の力」です。
「秘密の習慣」とは「マイクロ習慣」です。これは小さな習慣のことを指しています。習慣にしたいことを小さく細かく分解して書き出してください。習慣化する近道となります。
今回のブログでは、「成長を習慣化する方法」を12個解説していきます。
- 毎日を「いい気分」で過ごす「心のクセ」をつけよう
- マイナス思考になったらプラスの言葉を口にする
- お金への偏見を捨て、お金をリスペクトする
- お金は感謝状!よろこばれる仕事をしよう
- 複数のクレジットカードを作らない
- うまくいく人の「運」の習慣
- 8割聞いて、2割話す
- うまくいく人の「朝」の習慣
- 意識して昼の「他人時間」から夜の「自分時間」に切り替える
- うまくいく人の「思考」の習慣
- 「しごと」を「志事」にする
- 20分単位で勉強する
Contents
1.毎日を「いい気分」で過ごす「心のクセ」をつけよう
自分にとって嫌なことがあったとしても、その出来事がどんなメッセージを発しているかを考えてください。
自分の周りで起きた出来事を「ゆかいだな」「楽しいな」と感じ、毎日を「いい気分」で過ごす心のクセをつけることが大切となります。
コツは「出来事の意味」を読み取ることです。
その出来事が、自分にどういうメッセージを送っているかを考えてみましょう。
「神様は、私にはどうしろと言っているのかな?」みたいに考えるということですか?
何かトラブルがあったら「また新しいメッセージだ!」と思うと心のスイッチが切り替わってポジティブになれます。
ポジティブな人には、さらに明るい出来事がやってきます。ぜひ、心のクセを身につけてください。
2.マイナス思考になったらプラスの言葉を口にする
マイナス思考は、さらにマイナスの方向へと増殖してしまうので、そんなときはプラスの言葉でプラス思考の方向へと変えてください。
一説によると、私たちは1日に約5000ものことを考えます。1つの思考は別の関連すること、他の同じような出来事などへと縦横無尽に広がります。
注目すべきは、思考の9割は悲観的であることです。人は、1日に4500ものマイナス思考を生み出しています。一方でプラス思考はたった500しかありません。
マイナス思考は増殖するという特徴があります。マイナス方向に考えだすと、マイナスがマイナスを呼び、加速度的にマイナスが積み重なってしまうのです。
マイナス思考になってしまったら、プラスの言葉を口に出してください。
ぜひ、意識的にプラスの言葉を口グセにしてください。
3.お金への偏見を捨て、お金をリスペクトする
お金に敬意を払うと、お金と両思いになれます。
多くの人は「お金の話は、はしたない」という偏見を持っています。
「お金は汚い」と思っていると、お金はないほうがいい、貯める必要なんてないということになってしまうのです。お金へのマイナスの思いは、お金の流れを遮断します。それでは、お金は貯まりません。
お金が貯まらないのが悩みなら、貯金より、家計簿より「お金を好きになる」ことが最初の一歩です。
- 「お金が大好き!」と声に出す習慣をつけてください。
- 呼び方も大事です。「お」をつけて「お金」と呼んでください。
お金に関する愛情がない表現は金運を下げます。
お金を愛するほど、お金にも愛されるのです。お金の偏見を捨てて、敬意を払ってください。
4.お金は感謝状!よろこばれる仕事をしよう
日頃から感謝と社会貢献を心がけていれば、お金は必ず巡ってきます。感謝されるような仕事をしている人には、お金が入ってきます。心臓が血液を体中に行き渡らせるように「感謝」がお金を巡らせるのです。
「お給料のために働く」のではなく、その先にある幸せを考えてください。まずは、社会貢献を意識してみることからはじめてみましょう。
確かにお金持ちの人ほどお金に感謝している人が多いですね。お金持ちになる一歩としてお金に感謝することから始めた方がいいかもしれませんね。
5.複数のクレジットカードを作らない
カードを複数持つと使いすぎにつながるおそれがあるので、クレジットカードを使う場合は1枚にまとめてください。
「金銭トラブルを起こす多くの人は、複数のクレジットカードを使っている」という調査結果があります。
カードへの請求額が分散されることで、危機感を抱きにくいからです。
例)3枚のカードを持っている人が、1枚のカードを「4万円程度なら支払えるだろう」と軽い気持ちで使います。
→月末に『3枚のカード合わせて最大12万円の請求』が来ました。
→「一括での支払いがキツから」と判断し、『リボ払い』にしました。
【結果】手数料が膨れ上がり、最終的に返済しきれなくなってしまう。
このような失敗をしないためにも、クレジットカードは1枚にまとめましょう。
6.うまくいく人の「運」の習慣
運を味方につければ、どんなときも気分よく、自信を持って歩みを進めることができます。
- 習慣①「毎日、夢を口に出す」
- 習慣②「スマホの待ち受け画面を変える」
1つ目の習慣「毎日、夢を口に出す」
どんなときでも、夢や志をはっきりと語れるようにしてください。
「流れ星が消えるまで、願い事を3回繰り返すとかなう」と言われることがあります。この言葉の意味は「早口言葉が上手な人は願いが叶いやすい」ということです。
流れ星に出会えるかどうかより、いつでも夢や志を語れる状態にしておくことが重要です。ぜひ、夢や志を口にするという習慣をプラスにしてください。
2つ目の習慣「スマホの待ち受け画面を変える」
スマホの待ち受け画面は1日200回も見るので、私たちの潜在意識に大きな影響を与えています。
人間は繰り返し同じものを見ています。それが潜在意識に取り込まれ、そこから大きな影響を受けています。
もし、待ち受け画面に暗いイメージのものを使っているなら、すぐにやめてください。
待ち受け画面には、自分の人生のゴール・イメージを取り入れるようにしてください。1日200回そのイメージを見ることで潜在的にインプットします。特にゴール・イメージがない場合には、自分の最高の笑顔の写真を待ち受け画面にするといいでしょう。
7.8割聞いて、2割話す
「親しくなりたい!」と思うと、ついつい話しすぎてしまいます。
アクティブ・リスニングで相手に話してもらうようにしてください。人に好かれるのは「話し上手」より「聞き上手」です。そのために、次の2つが大切になります。
- ポイント① 「なるほど」「そうなんですね」と相づちを打つ
- ポイント② 相手の言葉を繰り返す
自分の言葉に相手が反応すると人は、心地よく感じます。
相手に8割話をさせて自分の話は2割にとどめてください。
そうすると「また、会いたいな」と思ってもらえる可能性が高まります。ぜひ、「相づち」と「繰り返し」を意識して上手に反応できるようにしましょう。
8.うまくいく人の「朝」の習慣
新しい習慣を取り入れやすいのは朝です。大切な始まりをどう過ごすかで大きな違いが生まれます。
朝の習慣について解説していきます。
- 五感すべてで、朝を味わいつくす。
- 毎朝3分間、人生のビジョンに目を向ける。
五感をすべてで朝を味わいつくす
寝起きのぼーっとした状態こそ、自身の潜在意識にアクセスするチャンスです。
ポジティブなイメージをインプットしてください。
この時間に感じたことや声に出したことは、潜在意識の奥底に入り込みやすいです。
潜在意識は自分の夢を実現に導いてくれる誘導装置のようなものです。このオートパイロット効果を活用しない手はありません。ゆっくりと心と身体を目覚めさせながら、自分の五感すべてを使ってください。
毎朝3分間、人生のビジョンに目を向ける
朝の3分は人生を変える時間です。
1人静かに自分を見つめるのには、穏やかな気持ちになれる朝が最適です。朝、1人の時間を意識的に確保して人生をデザインする時間にあててください。
例えば、1日3分間だとしても1年間続ければ18時間になります。
オススメの3分の使い方は「手帳タイム」にすることです。手帳1ページ目には、夢やビジョンを書いておいてください。人生の目標を確認したら、それに向けての今日1日の段取りを確認します。
朝の3分で「○時の打ち合わせ前に〇〇を終わらせよう」など、アクションプランを立てて1日をスタートしてください。
9.意識して昼の「他人時間」から夜の「自分時間」に切り替える
日中の「他人時間」から夜の「自分時間」に切り替えることで心穏やかな眠りが手に入ります。
日中は他人との関わりの中で「他人時間」を生きていると言ってもいいでしょう。他人との関わりには、ある程度の緊張とストレスが伴うのは当然です。昼間はいっぱい「他人」と関わって夜は「自分」を取り戻す、そのバランスが大事です。
この「自分時間」を有意義に過ごすためには、早く帰りたくなる家にしてください。
10.うまくいく人の「思考」の習慣
何事も「どう捉えるか?」「どう考えるか?」の思考は、あなたの行動に影響を与えます。
- 「楽しさ」が基準でいい。
- 「時間がない!」という口癖をやめる。
「楽しさ」が基準でいい
正しさは、あいまいで変化しやすいものです。「正しさ」に振り回されず、「楽しさ」を基準にしましょう。
「〜すべき・〜ならない」と考えているなら、あなたは「正しさ」を基準にしています。正しさは危うく、表層的で変化しやすいものです。そんなあいまいなものに振り回されるとイライラするばかりになります。
「正しい自分」から「楽しい自分」に人生観をシフトしていきましょう。
「時間がない!」という口癖をやめる
仕事でもプライベートでも、「時間がない!」という言葉は、よく口に出しています…
また、仕事中に時間が不足してしまうだけでなく、イライラまでも生み出してしまいます。
- 「時間はある!」と宣言する。
- 段取りに時間をかける。
1つ目は「時間はある!」と宣言することです。
この言葉によって自分自身が勇気づけられるためその後の対応が変わります。あわてずに冷静に対処できるのでひとつひとつの作業を着実にこなしていけます。
2つ目は段取りに時間をかけることです。
時間は管理できません。管理できるのは、時間ではなく仕事です。
仕事の段取りに時間をかけて管理することで仕事の時間や量が調整できます。結果的に新しい時間を生み出すことにつながります。
時間ではなく、仕事を管理しましょう。
11.「しごと」を「志事」にする
1日のうち、大半を占めるのは仕事の時間です。仕事の時間の過ごし方こそが、人生を左右します。仕事で幸せに成功するのが、人生で幸せと成功を手にするための近道です。「しごと」には3つあります。
1つ目の「私事」
…自分が好きなこと、楽しみにしてやりたいこと。
2つ目の「仕事」
…人のためにやっていて、報酬が発生するもの。
3つ目の「志事」
…自分のやりたいことを人のためにやること。
「仕事」で報酬をもらえるのは、人の役に立っているからです。
人の役に立たないものは発生しませんから「私事」です。「私事」は楽しいですが、それだけだと飽きてしまいます。つまり、「私事」や「仕事」だけでは、むなしくなってしまいます。
3つの「しごと」のバランスをとりましょう。
12.20分単位で勉強する
忙しい社会人でも勉強を続けるコツがあります。
それは「20分」を1つの単位と考えることです。
最後の5分は、インターバルの時間にして下さい。
15分間勉強したことを振り返ってください。そうすると、記憶が脳に定着して忘れづらくなります。この5分間振り返りチェックに学んだ知識を定着させる効果があります。ぜひ、取り入れてみてください。
まとめ
- 毎日を「いい気分」で過ごす「心のクセ」をつけよう
- マイナス思考になったらプラスの言葉を口にする
- お金への偏見を捨て、お金をリスペクトする
- お金は感謝状!よろこばれる仕事をしよう
- 複数のクレジットカードを作らない
- うまくいく人の「運」の習慣
- 8割聞いて、2割話す
- うまくいく人の「朝」の習慣
- 意識して昼の「他人時間」から夜の「自分時間」に切り替える
- うまくいく人の「思考」の習慣
- 「しごと」を「志事」にする
- 20分単位で勉強する