こんにちは、あっきーです!
例えば、日本人の平均寿命が84歳だとします。そして、60歳から74歳の間は、1日の自由時間が11時間あるとします。さらに、75歳から84歳の間は1日の自由時間が5.5時間あるとします。そうすると、あなたの60歳以降の自由時間は8万時間を超えます。
=20歳の成人が60歳まで働く40年間と同じだけの時間が60歳にはある
→その為、60歳は第二の成人
しかも、60歳のあなたは、20歳の頃には持っていなかった知識や経験を持っています。そんな状態で、改めて人生のスタートラインに立つことができます。あとは少しだけ、60歳から悔いのない人生を送るための知識を身につけてください。
今回のブログでは、60歳で改めて学ぶべき知識を8個解説していきます。是非、最高の未来を手にしてください。今回のブログを読んで参考になった。面白いと思った人は、コメントお願いします。
Contents
1.「時給」を知る
→収入を高くしたいのなら時給を高くしなければいけない。そして、時給は働き方によって大きく変わる。
▶︎IT企業でプログラミングの仕事を担うアルバイトスタッフの時給は約2,000円程度
▶︎企業で正社員として働いている人や公務員の時給は3,000円から5,000円
人間に与えられた時間は1日24時間しかないです。これは全世界共通です。その為、時給の違いは収入に大きく影響します。
先ほど、会社員や公務員の多くは時給3,000円から5,000円の範囲に入る人が多いと伝えしました。では、それよりもっと高い時給をもらっている人にはどのような人がいるのか。それは、エキスパートと呼ばれる人たちです。
→エキスパートの時給は約1万円程度
▶︎売れっ子の弁護士
→時給は約3万円程度
▶︎大手コンサルティングファームのシニアコンサルタント
→時給8万円程度
同じ日本に住んでいても、時給の格差は非常に大きいです。
その答えは「希少性を身につけること」です。あなたが社会の中で希少性の高い人になれたら、必ずあなたの時給は高くなります。だからこそ、希少性の高い人になってください。
2.「情報編集力」を磨く
頭の良さには、情報処理力と情報編集力の2種類あります。
■情報編集力:簡単に言えば「頭の柔らかさ」。「頭の柔らかさ」である情報処理力は歳を重ねるごとに「伸びしろ」が出てくる。
以前の日本は、アメリカやヨーロッパなど、日本よりも先をいく国の技術を真似することで発展してきました。そして、模倣すべき正解がある場合、必要とされる力は「情報処理力」です。だからこそ、日本の教育は、いかに正確に答えを覚えられるのか。そして、覚えた情報を正しくアウトプットできるのか。この力を磨く教育システムになっています。
ただし、現代社会では、情報処理力で解決できる問題は少ないです。答えのない問いを解決しながら進んでいく必要があります。そして、そこで必要な力が「情報編集力」です。情報編集力とは頭の柔らかさです。頭の柔らかさとは、さまざまなものを繋げる能力です。
他人の脳を借りて、自分の思考を深めたり、自分の脳を拡張していいです。スキルに関しても、1つの分野のエキスパートになる必要はないです。複数のスキルを掛け合わせて特別な存在になればいいです。
■一流とは言えないけど技術と教える能力が一定水準以上の人
上記の2つのタイプのうち、現役を引退しても重宝されるのは後者です。1つの分野では負けていても、掛け合わせで勝つことは可能です。60歳からの生活を充実させたいのなら、「情報編集力」を意識してください。
3.「三点魔法陣」を描く
自分の希少性を高めるために、「三点魔法陣」を意識してください。
独立起業やスポーツの世界でのトップアスリート、人気芸能人など、1つのスキルだけで自分の希少性を高めている人はもちろんいます。
どんなに魅力的な外見をしていても、100万人に1人の存在になるのは容易なことではないです。運動神経が良くても、それだけで幸せになれる人も少ないです。地元では神童と呼ばれていた天才アスリートでも、プロの世界では控え要員なんてことはよくあります。1つのスキルで100万人に1人。日本で100人程度の希少性を出すのは、それほど難しいんです。
「三点魔法陣」では、100人に1人程度に磨いたスキルを3つ掛け合わせます。そうすれば、「100×100×100」で100万人に1人の存在になることできます。ただ、この「3点魔法陣」は3つのスキルを掛け合わせれば何でもいいわけではないです。1つだけサプライズを秘めたスキルが必要です。
具体例を交えて説明します。
▼1つ目のスキル:いま既に持っているスキルを見つければいい
自分の過去の職歴などから、既に100人に1人のスキルをあなたは持っているはずです。例えば、営業の仕事をしてきたのであれば、営業スキルは100人に1人のスキルを持っているはずです。経理の仕事をしてきたのであれば、経理の知識やスキルは100人に1人になっているはずです。この様に、まずは自分が既に保有しているスキルを見つけてください。
▼2つ目のスキル:1つ目の点を少しずらしたスキル
営業なら企画、経理なら財務など、簡単に考えてください。そうすれば、あなたは簡単に100×100で1万人に1人の存在になれます。
▼3つ目のスキル
3つ目の点だけは少し工夫が必要です。3つ目の点は、ここまででお伝えした2点と何を組み合わせれば効果が最大になるのか真剣に考えてください。考える基準で大切なのはサプライズです。「そんなものを掛け合わせるの?」と、周りの人がびっくりするくらいの掛け合わせがちょうどいいです。大切なのは希少性です。びっくりされるということは、周囲に同じ掛け合わせをしている人がいないという証拠です。
4.「信用」を貯める
60歳から先の人生は長いです。60歳の人は、その後、30年程度は人生が続くと考えてください。そしてお金について考えて、60歳以降のお金の不安を少しでも減らしてください。
2019年に「老後2,000万円問題」が話題になりました。
→報告書の中で、老後資金は公的年金だけだと約2,000万円不足するとしたことから国民が一気に自分の老後に不安を感じた。
その結果、国は同年の9月に2,000万円問題の報告書を撤回した。
では、実際には、老後生活でどれほどのお金が必要なのか?「あればあるなり、なければないなり」がお金の本質です。ただ、理想の生活を思い描き、そのために必要なお金を事前に把握することは大切です。
そして、お金と大きく関係するのが「信用度」です。お金を借りるときには、信用度で借入可能額が決まります。信用があれば大きなお金を借りられますが、信用がなければ1円も借りられないです。
ちなみに、せっかく自分の信用度について考えるのであれば、ただ単にお金を借りるための信用度だけではなく、「社会的信用度」を考えてください。
- あなたは日頃から、挨拶をしっかりとできていますか?
- 期日や約束を守れていますか?
- 人の話をしっかりと聞けていますか?筋を通せていますか?
- この様な、人として大切なことができていますか?
老後の必要資金と共に、自分の信用度について考えてください。この2つについて考えることは、60歳以降の生活を幸せにするために必要です。
5.「時間」を有意義に使う
充実した人生を送るために、時間への理解を深めてください。1日の時間はすべての人に平等に与えられています。1日が23時間しかない人や25時間もある人はいないです。しかし、時間の使い方次第で、24時間の充実度は大きく変わります。
▶︎縦軸の上部:「個人的な時間」
▶︎縦軸の下部:「組織的な時間」
▶︎横軸の左側:「処理的な時間」
▶︎横軸の右側:「編集的な時間」
→この内容のマトリクスを考えると、魅力的な時間とそうでない時間が明確に理解できる
会社組織に属している場合、優秀な人ほど、あらゆる仕事がまわってきます。その結果、その人の時間は「組織的な時間」が大きな割合を占めてしまいます。ただ、人生を充実させるためにはマトリクスの右上。「個人的、かつ、編集的な時間」の割合を増やすことが大切です。だからこそ、マトリクスで現状の自分の時間の使い方を把握したら「組織的な時間」を断捨離してください。他人のために使っている時間を「減らす、やめる、断る」です。
ただそれでも実行してください。あなたの人生を充実させるためには、「個人的、かつ、編集的な時間」の割合を増やすことが大切です。そして、組織的な時間の断捨離は若い頃よりも60歳になった時の方がやりやすいです。60歳を迎えたこのタイミングで、いま一度、時間の使い方を見つめ直してください。
6.「お金」について理解する
お金の使い方にはコツがあります。お金の使い方にはセンスもあります。お金について、学校で学ぶ機会は少ないです。だからこそ、マネーリテラシーが低いまま大人になった人が多くいます。ただ、人生の幸福度はお金の使い方に大きく左右されます。多くのお金を手にしても、お金の使い方を間違えれば不幸になるかもしれないです。逆に、多くのお金を手にしなくても、正しくお金を使えれば幸せを手にできます。
ちなみに、僕たち日本人の多くは、100円や1000円程度のお金の使い方には慣れています。しかも上手です。チラシやネットの広告に目を凝らし、それなりの満足感を得られるものにお金を使っています。ただし、日本人は1万円から100万円程度のお金の使い方が苦手です。
ただ単に、「欲しいからお金を使って手にいれる」を繰り返しても幸せにはなれない。
7.プロを買う
何事も、プロにお願いするとお金がかかります。だから、できるだけお金を節約するため、プロに依頼をせず自分でやろうとする人がいます。ただ、この選択は間違いであることが多いです。
長年、読書を続けていると頭の中が活字でいっぱいになります。そうすると、次第に文章が頭から溢れてきます。いまの時代、溢れてきた文章はSNSで簡単に発信できます。そして、文章がどんどん蓄積されると、その先に「自著を刊行する」道がひらけてきます。
このとき、多くの人はプロの編集者やデザイナーにお金を払うことを避けます。可能な限り自己負担を減らすため、自費出版サービスや個人でできる製本業者を探します。
ただ、自己負担を減らして自分で作った作品と、プロに依頼した作品のクオリティには雲泥の差がうまれます。
✔️プロの編集者:「ここは自慢話になっていますね」、「これは不要です」、「もっと苦労したエピソードはないですか?」など、話を引き出しつつ内容をブラッシュアップしてくれる
✔️プロのデザイナー:本の見た目を「何が書いてあるんだろう?」と興味をそそるように整えてくれる。
・その人との絆がうまれる
→の結果、初期投資はさんだけれど、より多くの恩恵を手にできる
8.コミュニティづくりにお金をかける
60歳以降で最も有効なお金の使い方のひとつに「コミュニティづくり」のお金があります。60歳以降で自分が所属するコミュニティを持っていない人は寂しい人生を送ることになります。豪華な食事をしても、高額な旅行に出かけても、ひとりぼっちでの経験は寂しさを感じます。逆に豪華とは言えない食事でも、気の合う仲間と一緒に食べる食事なら最高に幸せです。
しかもコミュニティに所属していると、人は自分の使命や役割を見出せます。
- 人のためになること。
- 誰かに貢献できること。
ちなみに、コミュニティづくりは家族がいる人にとっても大切です。家族とは違う居場所が大切です。昭和から平成、そして令和と時代が変わるにつれて、家族の在り方は変わりました。以前は、家族とは集団そのもので、家族の中に自分の役割がありました。ただし、現代における家族は集団とは呼べないものになりました。
- 核家族化と少子化。
- おひとりさま独居世帯も増えている。
家族とは別のコミュニティに所属して、自分の使命や役割を見出してください。そのために使うお金は、確実にあなたの60歳以降の人生を豊かにします。
まとめ
解説は以上です。
現代は人生100年時代に入ろうとしています。60歳を過ぎても100歳までは、時間はまだまだあります。その時間を幸せな時間にするか、不幸な時間にするかはあなた次第です。60歳は第二の成人です。自分の希少性を高め、60歳以降の人生を幸せな時間にしてください。今回のブログが役にたった。面白いと思った人は、コメントお願いします。
2.「情報編集力」を磨く
3.「三点魔法陣」を描く
4.「信用」を貯める
5.「時間」を有意義に使う
6.「お金」について理解する
7.プロを買う
8.コミュニティづくりにお金をかける
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