こんにちは、あっきーです!
このブログを読んでいる人は、おそらく心のどこかで「人生がつまらない」「なんだかやる気が出ないし、どんよりした気持ちになる毎日が続く」、そんなことを少し感じている人はいると思います。
この本では、著者のぱくちゃさんが経験して気づいたメンタルに関わることが50個紹介されています。このブログでは僕が厳選した特に重要な8個を解説します。
当たり前のようにみんなと同じく普通に生きていた人が、メンタルダウンを経験し、立ち直るために学び、実践した「機嫌よく生きるためのヒント」です。勉強になった、もっと知りたいと思った人は、いいねやコメントください。
Contents
1.他人に期待しない。
僕たちは、相手のために行動した結果、「期待」が欲しくなるものです。
- 「相手はほめてくれるはず」
- 「自分が進んでしてあげたんだから、相手は代わりに何かしてくれるはず」
- 仕事に置き換えると、「これをやってあげたんだから、こっちの仕事も手伝ってくれるはず」
などです。
まず大前提として、自分が相手のために何かしたからといって、必ずしも相手はその気持ちに応えてくれるわけではないです。それなのに、ほかの人に何かしてあげようという気持ちが強すぎると、この事実に気づくことができないです。
ここで大切なことは、「自分が相手のためにしてあげる」という考え方をやめることです。「相手の役に立ちたい」と考えているのは、ほかの誰でもない、自分自身です。家事にたとえるなら、掃除をするのは、ただ掃除をしたという行為をパートナーにほめてほしいからです。
掃除をしたからといって、ご飯を作ってもらうことを期待していいわけではないです。「なんで掃除してあげたのに、代わりにご飯を作ってくれないの」と考えるのは間違っています。
それよりも、ギブアンドギブアンドギブが正解です。それくらい、誰かに何かをしてあげるのは、自分自身のためです。決して、見返りを求めるために行うことではないです。
もっと言うなら、ほめられることすら期待しない方がいいです。これが「他人に期待しない」ということです。他人に期待しなくなると、本当に自分がしたいと思ったこと以外は、しなくてよくなります。
→それなら最初から必要かどうか聞いておいて、必要なら議事録を取る、という形に変えればいいだけ
期待しなくなれば、もし仮に何かお返しがあったときに得した気持ちになれます。自分が本当に何かしたいと思ったら行動に移せばいいですが、そうでない限りは頑張ろうとしなくていいです。他人はあくまで他人です。「期待に応えてくれた、ラッキー」これくらいの気持ちでいる方がハッピーで過ごせます。
2.頑張って働くのは今日まで。
日本人は仲間外れにならないように必死なので「まだできる」なんて頭で言い聞かせて、自分の体力が危ないことにすら向き合おうとしないです。だからあえて言います。頑張りすぎるというのは毒です。
とにかく仕事に注力して、昇進に近づくスーパーミラクルマンみたいな人はほんの一部です。たとえ学生時代に成績トップをとっていたとしても、そんなものは過去の話です。仕事ができることと学力があることは相関関係はあれど、必ずしも比例関係にはないです。上には上がたくさんいます。だから頑張りすぎて消耗しなくていいです。
今でも残業をする部下が好きな上司はいますが、そんな環境で働いていること自体、危ないです。いくら自分が残業をしないでおこうと思っていても、周りが残業していると帰りづらいです。そもそも自分の業務量も膨大で帰れないことが多いからです。
仕事が多すぎるなら、ほかの仕事を頼まれそうにならないように「今持っている仕事だけで手一杯感」を出してみてください。
でも別にそう思われたっていいです。あなたが頑張っていると評価するのは、ほかでもないあなたです。 他人から見て頑張っているかどうかを気にしすぎて、おかしくなるのはもうおしまいです。これくらいゆるく社会に属してください。
3.苦手なことを克服なんてしない。
2.やりたくないことをやっていないので、イライラしなくなります。
3.イライラしなくなるということは、心が正常状態でいられるので、気分が下がりにくくなります。
→トータルすると、そんなに仕事が嫌ではなくなります。
つまり、苦手なことをやり続けるのは身体にとって毒です。 「楽そうな仕事ばかりとっていると周りから何か言われそうで不安」と思うかもしれないですが、決してそういうことではないです。
・事務処理のような単純作業だけどスピーディーさを求められる仕事が得意な人はそういう仕事を選べばいい
苦手なことをこなすのは、それくらいエネルギーのいることです。まずは自分の苦手なことを知ってください。会社の中で部署異動希望を出してみてもいいです。新しい業務に就いてみたら案外、前の仕事は全く自分に向いていなかったということがわかったりします。 やりがいよりも、得意か不得意かで選んだ方がメンタルは安定します。
苦手なことに何度もトライして、克服しようとしなくていいです。そんな簡単に克服できるなら、もうとっくの昔にしているはずです。今も苦手ということは、この先も一生苦手ということです。
4.疲れたらすぐ寝る。
・仕事の効率が悪いまま残業をして余計にパフォーマンスが落ちるという悪循環
巷では、ショートスリーパーなんて言葉があります。ショートスリーパーの人をうらやましく思う人もいれば、睡眠時間が少ないなんてかわいそうと思う人もいます。しかし、誰でもショートスリーパーになれるわけではなく、固有の遺伝子に関係しているものです。一般的な人であれば6〜7時間は寝ないと体力を回復させることは難しいと言われています。
「今日は疲れたな」と感じた日は、何よりも睡眠を優先してください。 6〜7時間以上寝ても全く問題ないです。
大切なのは「疲れた」という脳からのサインに対して「寝る」という行動に移すことです。脳みそからの信号に応えて寝る癖をつけておくと、自分のことをコントロールしやすくなります。「疲れたら寝れば、体力が削られていくだけになることはないんだな」と自分を知る安心感を得て、さらに実際に寝ることで体力を回復し、疲れが溜まりにくくなります。「寝る」ことは最優先事項です。
5.太陽が出ている日の散歩で最高の安らぎを得る。
なんだか気分が上がらないな、という日は普通にあります。そんなときに心を元気にしてくれる方法の一つが、太陽の光を浴びることです。
→ドーパミンやセロトニンには、運動機能、意欲・学習などに関わる脳内の神経伝達物質を制御し精神を安定させる働きがある
2.太陽の光を浴びることによって、「なぜかわからないけど心が気持ち悪い」「心臓がドキドキする」といった感情に関係するようなしんどさが和らぐ
この本の著者のぱくちゃさんは「なんだか気分が上がらないな」という日は、必ず15分間外出してお日さまの光を浴びるようにしています。日光を浴びた日はいつもより落ち着いた気持ちで仕事に臨むことができて、仕事のパフォーマンスも向上します。
6.運動で自己肯定感アップ。
・嫌なことを考えなくて済むこと
→その日大変だったことや、上司に怒られたことなど、たいていのことが一瞬で吹き飛ぶ
それに加えて、汗をかくと達成感を味わうことができます。どれだけ仕事で疲弊したとしても、運動すれば自分だけの空間で自分に対して頑張ったことをほめ称えることができます。さらに、運動する時間を増やしたことによって「疲れたから早く寝よう」という思考になり、布団の中で携帯を触る時間もなくなります。
20分の運動を習慣づけるためには、時間がなくても少しだけでも運動した方がいいです。無理に毎回同じ時間に運動するのではなく、はじめはうまく自分を甘やかしながら運動を生活に取り入れてください。
7.笑いは万能薬。
仕事が忙しかったり心が弱ってしまったりするとき、なぜか笑う機会が減ります。「僕には時間がない」と切羽詰まってしまうため、物事を正常に判断することができなくなります。そして感情のコントロールも利かなくなります。
いつもなら面白いはずのことが面白いと思えないのは、心のSOSです。なんとなく今の自分に余裕がないなと感じたときは、リラックスできるようなバラエティ番組を見ることがおすすめです。お笑い番組でも、普通にエンターテインメント的な番組でも何でもいいです。仕事で疲れているときほど、好きな芸人さんでもいない限り、わざわざお笑いを見ようという考えにはならないです。だから、あえて意識して「バラエティ番組を見よう」と行動することが必要です。
・笑うとリラックスしているときに働く副交感神経が優位になる
・自律神経のバランスを整える効果
・体内に酸素を取り込んで脳を活性化する効果
・免疫力がアップする効果
8.結果ばかりを追い求めるのは今日で終わり。
一般的には結果を出して出世することこそが、人生の勝ち組へのルートだと信じられています。しかし、会社で思った通りの結果を出せる人はごく一部です。頑張ったところで怒られ、何度も何度もやり直しを求められるような一般社員にとって、 「結果を出す」という言葉は非常に無意味です。
・怒られたくないから完璧な資料を作って、結局怒られて落ち込む
・同期のほかの人が何をして、どんな成果を上げているのかが気になって仕方なくなる
はっきり言うと、これらは機嫌よく生きていく上では障壁にしかならないです。
資料を頑張って作成したところで、正当に評価されているかなんて知るよしもないです。ある日突然「よく頑張ったね、明日から昇進ね」なんて言われる未来を信じて頑張り続けるのは、あまりにも自分のメンタルを苦しめることになります。結果を出すことにこだわりすぎる必要は全くないです。
結果の代わりに意識しておくとよいこと、それは「過程」を楽しむことです。これが何より意味のある、そしてメンタルを安定させやすい考え方です。
・何もしていない自分に対して嫌悪感を覚える
・なんでやらなかったんだって自責の念に駆られる
→マイナスな気分になることが多い
なぜ家事ができなかったというと、テレビでバラエティ番組を見ていたら面白くて見入ってしまったから。 突然友達から電話がかかってきて盛り上がったからなど、実は過程を見てみると、その方が楽しかったからが理由になっています。
「そりゃ、バラエティ番組を見て楽しくなったら、家事の一つや二つできなくてもしょうがないよね」って思えた方が、結果だけ見て落ち込む人生よりもはるかに楽しいはずです。結果だけ見ていると息苦しいです。その過程は人によって全然違うはずです。「結果がすべて」なんて、成果主義の会社ではよく言われますが、それは違うし、気にしなくていいです。人の解釈は無限大です。
まとめ
解説は以上です。
人生は自分の解釈と行動でしか変えられないです。今いる状況が辛いなら、いつでも逃げていいです。無理して今の環境にい続けるのが限界なら、いつだって離れていいです。たった一つの行動で、心が軽くなることもあります。一番大事なのはいつだって自分自身です。身の周りばかり気にするより、まずは自分を労わるようにしてください。今回の解説が参考になった人は、コメントください。
たこと」
2.頑張って働くのは今日まで。
3.苦手なことを克服なんてしない。
4.疲れたらすぐ寝る。
5.太陽が出ている日の散歩で最高の安らぎを得る。
6.運動で自己肯定感アップ。
7.笑いは万能薬。
8.結果ばかりを追い求めるのは今日で終わり。
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