「40代を後悔しない50のリスト 1万人の失敗談からわかった人生の法則」 大塚 寿

こんにちは、あっきーです!

あっきー
40代というのは、人生80年とした場合、ちょうど折り返し地点にあたります。

この10年こそが人生の転換期と言っても過言ではないです。

40代で起こること
・仕事→やっと自分で自由に仕事ができるようになる。自分の裁量で自由に仕事のテーマを選んだり、「やりたいこと」にチャレンジするチャンスが与えられる。
・未婚の場合→結婚を「する」「しない」、もしくは出産「する」「しない」の決断を迫られることになる。
・家庭生活面→育てを終える人もいれば、子どもが受験を迎えるなど、学費面の工面も必要になる。さらに、親の介護についても真剣に考えなければならない年代。

モコ
40代はその後の人生を大きく左右する決断を迫られることが多い年代なんですね。

30代の延長では過ごすことができなくなります。人生の転換期だからこそ、40代を後悔する人もたくさんいます。
今回は、40代を後悔しないために、絶対にやっておくべき8個のことを解説していきます。このブログがタメになった、参考になった人は、是非コメントをお願いします。

Contents

1.「守り」に入らない

あっきー
40代は、よほど強い意識を持たないと、いつの間にか守りに入ってしまう時期です。

モコ
これは守るべきものが多すぎるからですよね。
家族の生活や家のローン、子供の学費などが重くのしかかってきます。そうなると、仕事でもついつい無難な選択をしがちになり、チャレンジすることを止めてしまいます。

50代、60代の人で一番多かった後悔は、「チャレンジしなかったこと」です。「好きなことを躊躇せず、何でもやっておけばよかった」「難しいことにチャレンジしておけばよかった」と思う人はとても多いです。意識してほしいことは、「攻め」の部分を20%入れることです。

あっきー
ここでいう「攻め」とは、自分のやりたいことや挑戦してみたいことを指します。

たとえ20%だけ「攻め」の部分を入れるだけでも、その後の後悔は全然違います。

逆に、「攻め」の部分を50%、70%のようにしてしまうと、失敗することを恐れてチャレンジすることができなくなります。確実に行動に起こせるのは20%ぐらいがちょうどよく、実行できる可能性が一番高いです。多くの人が頭では「チャレンジしたい」と思っていても、結局はチャレンジできていないのです。そして、そのことを後悔しているのです。ならば、自分に言い訳などせず、ただやるだけです。

中には、職場のメンバーや後輩に「勝負しろ」「チャレンジしろ」と言っている人もいると思いますが、自分自身はチャレンジできているか、一度自問自答してみてください。

あっきー
チャレンジしたい気持ちがある一方で、どうしても失敗を恐れてしまい、無難に過ごしたい気持ちが勝ってしまい、「守り」に入ってしまう気持ちは分かりますが、今の自分の状態に「たった20%の攻めの部分」を取り入れてみてください。そうすると、自分の感じるままに人生を生きていけます。

2.「仕事」と「家庭」のバランスを取る

あっきー
日本の高度経済成長期を支えたのが、ちょうど僕たちの親世代です。

彼らは、どちらかというと「家庭」をあまり顧みず、「仕事」に没頭した世代です。高度成長期であれば、「仕事」に没頭していても、収入が上がっていき、カラーテレビやクーラー、マイカーの購入という夢がどんどん膨らみます。だから、あまり「家庭」を顧みなくてもよかったです。

モコ
でも、現在は違いますよね。

成熟期に突入した現在は、女性の社会進出が定着化し、以前と比べ専業主婦はかなり減っています。共働きも増えており、パートや派遣で働く女性も年々増加傾向にあります。

そのような状況でも、家事のウエイトが妻側という家庭が多いです。昨今、日本人男性の家事参加時間の少なさが指摘されていますが、間違いなく離婚率上昇の原因になっています。夫婦間の「すれ違い」で後悔したという人はとても多いです。家庭を顧みずに仕事に没頭していたために起こる「すれ違い」ですが、家事を分担しない、育児に参加しない、家族との時間を軽視することです。

おすすめの方法
「仕事」と「家庭」のウエイトを夫側と妻側で1週間で振り分けること

1年は52週あります。52週をいつも同じウエイトで過ごすのではなく、そのときの仕事の状況や家庭行事の有無によってウエイトを変えていきます

ポイントとなるのは、どちらもゼロになることはないということです。

家庭内で「すれ違い」が起こる理由
最初にお互いのウエイトを決めていないから。

仕事が忙しくなると、自然と「仕事の方が大切」という意識が働いてしまうのなので、常にウエイトを意識してください

あっきー
「仕事」と「家庭」のバランスを意識すると、日常生活にメリハリが出てくるので、ぜひ試してみてください。

3.「今日一日」を大切にする

あっきー
多くの人は、常に10年後とか20年後の目標設定をして、「なりたい自分」の世界で生きているので、今を生きていないです。

だから、今の幸せを実感できなくなっています。「なりたい自分」になれても、また未来に「なりたい自分」を描いてしまうため、このような状態では、かえって不幸です。

モコ
ではどうすればいいんでしょうか?

どうすればいいかというと、「なりたい自分」同様に「ありたい自分」、つまり今日をどう生きるか、今をどうありたいかの目標設定もしておくことです。

今日が大切なのはどの世代でも同じですが、若いときはまだこれから先の方が長く、必然的に先を見つめることを優先するようになります。ポジション的にも、もっと上に行きたい、上に行ったらもっと自由にできる、という上昇志向が心の比重を占めています。

そうした前向きの感情は40代でも必要ですが、時間的にやり直しがきかなくなってくる分、今を大切にしない生き方は後悔の対象になりがちです。

1日というスパンでものを考えられるようになると、あらゆる誘惑に流されにくくなります。結局のところ1年や10年、20年という期間は、自分で管理するには長すぎます。

あっきー
1年という大雑把な期間では、中身が把握しにくいです。

だから、「1日1日」を精一杯生きたかをチェックしながら、365日を刻んでいく方が内容の濃い日常になります。将来の夢や、成功を目指す生き方はとても大切です。しかし、40代になったらそれだけではなく、1日を一生だと思って精一杯、元気に生きることを意識してみてください。そうなると自然に、日々に張り合いが出て、将来の目標を追いかける活力が湧いてきます。

4.会社が自分に「何を求めているのか」を意識する

個人個人のキャリア戦略で大切なこと
「自分の何を武器にして、どういった領域で発揮していくかを決めること」
→何を武器にしてどこで戦うかを決めておかないと、その後の給料や年収、人生を左右しかねない

あっきー
重要なのは、自分の会社があなたに何を求めているのかを知ることです。

これは、あなたの強みを発揮する領域のことで、マネジメントの分野なのか現場での実務なのか、そこを押さえることがキャリア戦略の第一歩なのです。

諸先輩方の後悔の中で非常に多いのは、会社が求めていることと、自分がやろうとしていることのミスマッチです。自分が「やりたい」「やりたくない」の前に、会社があなたに何を期待しているのかを明確に把握して、すり合わせておく必要があります。

もし、会社や上司と「求めていること」と「やりたいこと」をすり合わせていないと、急な人事異動や降格人事をされてしまう可能性があります。「もっと早く気付いていれば、こんなことにならなかったのに」と後悔する前に、方向性をすり合わせしておくことが、個人のキャリア戦略には大切です。

5.「時間の使い方」を工夫する

あっきー
40代の時間の使い方は、20代、30代、そしてシニアとも異なる、特別な意味があります。

モコ
どんな意味でしょうか?
・20代やシニア→ほとんどの時間を自分のためだけに使える
・30代から→家庭や会社でも、自分の時間をコントロールするための制約は増え、自分で自由になる時間は最少となる。

多くのシニアが40代の時間の使い方を、もう少し何とかすればよかったと後悔しています。

時間を有効に使うもっとも簡単な方法
「週末時間」を上手に活用すること。

土日は休むためにあるという固定観念があると、週末は完全に空白の時間になってしまいます。1週間は7日ありますが、職場に向かう5日がメインで、2日間がサブという意識が強いと、結局土日の2日も無駄に終わってしまいます。それなら、週末もあらかじめ1日としてカウントして、仕事や家庭の時間に振り分けておく意識が重要になってきます。

あっきー
毎日はあっという間に過ぎてしまうので、最初から土日の計画を立てる習慣を身につけるようにしてください。

稼働している意識」が大切です。週末をダラダラして過ごす習慣ができてしまうと、何をするにしても動くのが面倒になってしまい、つい家でゴロゴロしてしまいます。こうした週末の使い方を後悔する人が非常に多いです。30代くらいまでは、「自分時間」もそれなりに取れたりするので気にならないかもしれないですが、40代になると、俄然自分のために使う時間は減ってきます。

あっきー
だからこそ、週末の時間を利用し、週末を「休む」以外にもちゃんと使える習慣を身につける必要があるんですね。

そうなれば、自分の好きなことに時間を投入できるので、人生を充実させるチャンスが増えます。

時間を有効活用するためには、確かに効率も大事です。しかし、多くのビジネスパーソンが分かっている通り、効率的に作業をこなせるようになっても、「忙しい状況」は解消されないです。仕事は自分で無限に作り出せるからです。時間の使い方を後悔しないために、週末も仕事や家族との時間に振り分けておくことが大切です。

6.「年下との人間関係」を大切にする

あっきー
社会人になると、人間関係のウエイトは年上に偏っている人が多くいます。

もちろん、人口統計的にも、日本は高齢化社会のため、年上の方が多いのは仕方のないことです。そもそも、年上の人をロールモデルにして、自分自身を成長させることで頭がいっぱいになってしまっている人が多いため、年上との関係は切り離すことができないです。

あっきー
しかし、自分を成長させてくれるのは年下との人間関係です。

モコ
そうなんですか!?

年下や後輩に指示したことやアドバイスしたことが、彼らの役に立たなかったり、逆効果になってしまった場合、あなたは使えない上司・先輩として、あなたの存在が軽んじられるようになります。そのため、的確な指示やアドバイスができるように、物事の本質を深く考えたり、分かっていない人に伝えるにはどのようなコミュニケーションの方法を用いればいいのか、といったことを考えるようになります。また、指示や説明といったことだけでなく、手本や見本を示すことも少なくないです。いい見本や手本でないと成果は出ないです。人に教えることによって自分が成長する機会になります。年上の人間関係だけを重んじて、年下たちとの人間関係が希薄だった人たちは、組織内に引き取り手がだんだん居なくなってリストラ対象となったり、再就職先が無かったりといったシニア難民になっていきます。あなたを引き上げてくれた年上がいないからです。

特に40代は、自分を年上にアピールすることばかりしていると、ゴマをすっているように見えてしまいます。それで出世することができれば、一つの選択肢として考えてもいいですが、年下に慕われなかった人間の将来は明るくはないです。人が集まるところには情報やチャンスが集まります。

あっきー

仕事においても年下とのやり取りが多い人が、いい成果を上げる確率が高いのは理にかなっています。40代になったら、まずは年上の人間関係より「年下との人間関係」を大切にするようにしてください。

7.「会社以外の居場所」を見つける

あっきー
仕事だけで50代に突入してしまうと、定年後に後悔します。

モコ
そうならないためにはどうしたらいいんでしょうか?

そうならないためには、仕事や会社以外の居場所を見つけておく必要があります。

「自分の居場所」が必要な理由
そこで自分の存在が実感できるから。

会社や仕事の中に「自分の居場所」があること自体、それはとても幸せなことです。しかし、その幸せが大きければ大きいほど、定年になってその「居場所」を失った喪失感というのは計り知れないです。会社だけに居場所をより強く実感していたであろう人ほど、定年後に生気が急に衰えてしまいます。

あっきー
60歳で定年を迎えたとして、寿命まで約20年あります。20年も自分の居場所のない人生を送るのは、かなり耐え難いものです。

しかし、仕事盛りの40代に「定年後に備えて、仕事以外に自分の居場所を探した方がいい」とアドバイスしても、「今はそれどころじゃない」というリアクションが返ってくることがほとんどです。

しかし、きちんと40代のうちに考えておかなくてはいけないです。仕事以外の人間関係は、会社以外でも自分の存在価値を実感させてくれる生きがいの源泉となります。40代になったら少しずつでも、仕事以外のつながりに目を向けてください。

8.本を読む

あっきー
なかなか本を読めなかったと後悔しているシニアたちは多いです。

モコ
それはなぜでしょうか?

なぜ本を読めなかったのかというと、「忙しくて時間が無かった」からです。本を読まないのは個人の自由です。しかし、読書によって専門性を高めようともせず、教養も広げようとしないビジネスパーソンは結局、成長しないです。若者からは軽んじられ、同僚や上司からも深みのない人間として軽視されることになります。

そうならないために、時間がない人に特にオススメなのが、「バイブル読書」です。

バイブル読書とは
自分にとってのバイブル書を見つけて、ひたすら読み込むこと

多読も大切ですが、我々人間は読んだそばから内容を忘れてしまいます。記憶に残っている箇所や、仕事に直結するような内容に出会うチャンスは、全部の本に期待はできないです。だからこそ、「バイブル書」との出会い、そして、その本を暗記するほどまでに読み込むことが意味を持ちます。読書量がものをいうのはもちろんですが、1冊をコピーできるまで読む方法は、内容を確実に自分のものにする読書として、忙しい方にオススメです。

まとめ

解説は以上です。
40代は、仕事でも家庭でも、自分の意思ではないところで、周囲に振り回されることが多い年代です。振り回されている間に、あっという間に50代になってしまいます。しかし、今回紹介した8個のアクションプランを実践すれば、40代という人生の転換期を、謳歌(おうか)することができます。悔いのない50代、60代を迎えるためにも、40代で実りある生活を心掛けてください。今回の解説が良かった、タメになった人は、いいねやコメントをお願いします。

「40代を後悔しない50のリスト 1万人の失敗談からわかった人生の法則」
1.「守り」に入らない
2.「仕事」と「家庭」のバランスを取る
3.「今日一日」を大切にする
4.会社が自分に「何を求めているのか」を意識する
5.「時間の使い方」を工夫する
6.「年下との人間関係」を大切にする
7.「会社以外の居場所」を見つける
8.本を読む

▼YouTube紹介

 

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事