『デジタルライフ・モノワーカー モノ選びで劇的に豊かになる仕事術』 高澤 けーすけ

こんにちは、あっきーです!

あっきー
僕たちの周りには「モノ」が溢れています。僕たちの生活は「大好きなモノたち」に支えられています。

モコ
例えばどんなものがありますか?

例えば,

  • ブログを書くために必要なMacbook
  • 長時間同じ姿勢を続けても疲れないようにするマウスやPCスタンド
  • いつでも仕事のスイッチを入れられるように,自分に合ったイヤホン
  • 休憩時間にはリフレッシュできるようなインテリア  etc...

少しずつこだわりを広げていると,いつの間にか周りには好きなモノが溢れ,充実した人生をおくることができます。

この本の著者の高澤さんはYoutube,Twitter,ブログで大好きなガジェットやカメラのレビューなどについて発信しています。Youtubeチャンネルは16万人以上の人が登録しています。高澤さんは自分をいたって平凡な人間だといっています。平凡な人生だからこそ,モノに人生を助けられ,またその知見を多くの人に役立ててもらえます

この本では,「好きなモノをどのように仕事に活かしているか」について語っています。

デジタルライフ・モノワーカーとは
デジタルとモノを通して理想的な生活を実現しながら働く人」を総称している

このブログでは,デジタルライフ・モノワーカーの世界に足を踏み入れ,新しい働き方について考える方法を7個解説してきます。

このブログを読んで,「大好きなモノに囲まれた生活をしたい」,「新しい働き方について考えるヒントをもらえた」と感じた人は,コメントください。

Contents

1.「好き」はモチベーションの源泉。

この本の著者の高澤さんは数年前まで,なんとなく買ったベッドやマットレス,100ショップで買ったマグカップなど,ありあわせのモノでメリハリのない生活を送っていました。そこはかとなく感じていた「これじゃない」感。

あっきー
何か心にしこりがあるように感じていました。

しかし,「自分の周りのモノたちを変えたこと」で,それを一切感じなくなったそうです。人生において,すごく充実していて,心がおどる瞬間を想像してみてください。

例えば
「お気に入りの服を着た時」「おいしいコーヒーを飲んだ時」「とても良い香水を見つけた時」

いろいろありますが,ほとんどの瞬間に”モノ”が関わっています。

人生の中で心躍る回数が増えていけば幸せを感じる瞬間が多くなっていきます。高澤さんは,毎日好きな物に囲まれています。

「朝起きたら少しだけゲームをして,朝日を浴びながらお気に入りのコーヒーメーカーで美味しいコーヒーをいれて,選びぬいたスペックのMacBookで音楽をかけ,こだわりの一枚板で作ったデスクでコーヒーをいただく。」

これらをするだけで,どんなに昨日嫌なことがあっても気分はリセットされます。

あっきー
あなたには「毎日使う,大好きなモノ」はどのくらいありますか?

身の回りのモノ全てが好きであれば,幸せも倍増します。幸せな分,人は頑張ることができます。ぜひ好きなものに囲まれるようにしてください。

2.”一張羅なモノ”が自信を作り出す。

高澤さんは以前,「とにかく使えればいいや」の精神で,オークションサイトで競り落とした型落ちのPCを5年ほど使っていました。ブログ仲間はみんな12インチのMacBookを使っていました。

モコ
周りが使っていると欲しくなっちゃいますよね。

あっきー
実際それを見て高澤さんは猛烈に欲しくなったそうです。

当時12インチのMacBookは発売したばかりです。10万円という金額はかなり高く感じたそうです。どうしてもそのMacBookが頭から離れず,思い切って購入したそうです。結果的にそれは正解でした。おかげで,「死ぬ気でブログを頑張るぞ」と思うことができ,ほぼ毎日更新を続けて,当時の目標を予想よりもはるかに達成することができました。

「ベストなモノを使っているという自信が,自分の仕事のスピードにまで影響します。」

高澤さんにとってMacBookはまさに一張羅といえるモノになりました。自分の仕事周りを,自分にとってベストな”一張羅なモノ”で揃えることで仕事を最大の効率でこなすことができます。まずは価格がどうだとか,他人がどう思うかは考えず,自分にとっての一張羅なモノを見つけてみてください。

3.ときめくモノで仕事環境を整える。

あっきー
コロナ禍によって人と会うことがなくなり,何か新しい発見をする機会も少なくなりました。

そういう時こそ高澤さんは身の周りを見直すそうです。仕事に関係するモノであればPCやデスク,そのほか休憩の時に飲むコーヒーや,ふと目をやった時に目につく植物まで,パッと周りを見渡すだけでも多くのモノが目に入ります。

 

特に1日の作業時間の大半を占めるデスクワークのアイテムは,長い時間をともにするからこそ,より一層素敵なモノで組み立てます。

例えば
・PCのキーボードが打ちにくい→PCスタンドやキーボードカバーを見直す
・モニターが見づらい→新しいモニターを探す
・腰が痛い→新しいチェアを探してみる

隅から隅まで考え抜いて選んだモノたちだからこそ,自分自身の最大パフォーマンスを発揮できます。ひとつひとつこだわっていくことで自信を持って「最強の環境で仕事ができている」と言うことができます。その自信は確実に成果にも影響してきます。自分の納得できる,ときめきのあるモノで仕事の環境を整えて見てください。

4.モノ選びの心構え。

好きなモノを購入する前段階で知ってほしいベースとなる考え方について2つ紹介します。

▼1つ目,好きのハードルを下げる。

  • 「本当は好きだけど,自信を持って好きと言えるほどではない」
  • 「好きと言い切ってしまうと他人にどう思われるかわからない。」

あっきー
このような感情が,好きなモノを見つける邪魔をしています。

自分の好きなものは自分で認めてあげることで決まります。少しずつ「好き」のハードルを下げることで,好きなものが増えるかもしれないです。最初の一歩は難しいかもしれませんが少しでも「好き」のハードルを下げて「好き」なモノを見つけてみてください。

▼2つ目,値段を理由にしない。

欲しいと思っても値段のせいでなかなか手が出せないといったように値段は厄介な要素です。安くて良いモノは世の中にたくさんあります。コスパが良いとは価格の割に良いというだけで,安くて良いモノだけで身を固めてしまうと,本当に良いモノに出会うことはできなくなります。本当に良いモノは自分を次のステージまで進ませてくれるパワーがあります。そして次のステージではさらに良いモノを使うことで,どんどん自分を上のステージに連れて行ってくれます。

モコ
これだ!と思えたモノがあれば多少値段がはっても勇気を出して買ってみよう。

5.好きなモノの選び方。

どのような軸でモノを選べば良いのか。心がときめくモノ選びの「軸」について2つご紹介します。

▼1つ目、体験できるモノを選ぶ。

生活のアップデートはモノをアップデートすることとイコールになります。高澤さんはノートをiPadにしたことで,複数のノートを持ち歩く必要がなくなりました。また,カラーのイラストがはさみやすくなり,書き込む内容のクオリティも上がったそうです。変化を与えてくれるモノには投資をおしまないことです。

あっきー
今よりもっと素晴らしい自分と出会えるはずです。

▼2つ目、最新のモノを選ぶ。

モノを買う時にはいろんな物差しがありますが,定期的に最新のモノに買い替えると良いです。高澤さんは,iPhoneやPCなど,仕事に直結する電化製品は常に最新のモノを手に入れています。新しいモノのほうがワクワクしますし,性能が良くなることで作業効率があがり,新しい発見を得ることができるからです。毎日使っている仕事道具への投資は積極的に行うべきです。

6.好きなモノとの出会い方。

好きなモノの探し方を2つ紹介します。

▼1つ目,自分と同じ感覚のインフルエンサーを探す。

ネットやTwitterを検索すると大手メディアやインフルエンサーのレビューや利用者の生の声を知ることができます。ただ一般の方のレビューは自分を逆に迷わせる要素にもなります。おすすめは自分の感覚に合ったインフルエンサーを探すことです。自分と共通点が多い人のレビューの方が,全く知らない人のレビューよりも参考になる確率が高くなるからです。

モコ
自分の感覚に合うインフルエンサーを見つけたら,ぜひ参考にしてみてください。

 

▼2つ目,とにかく触れて探す。

あっきー
ネットで見るだけではそのモノの質感はわからないです。

例えば,光にあたった時の微妙な反射や,でこぼこの感じ,羽毛の絶妙な毛羽立ちなどは触れることでわかる情報です。触れたときに指先からくる触感は見るだけよりも圧倒的に情報量が多いものです。触れてみると,ビビとくる瞬間が絶対あります。どんどん良いモノにふれ,「ビビッとくるセンサー」を研ぎ澄ましてください。いつの間にか自分の周りは好きなモノだらけになっているはずです。

7.モノ選びで劇的に豊かになるフリーランスの仕事術。

著者は社会人の若手の頃,ズボラな人間だったそうです。しかし,今では,モノやデジタルツールに頼って効率的に仕事をこなしています。著者がモノに支えられる中で見つけた仕事術について3つ紹介します。

▼1つ目,仕事はフライングで始める。

何をやるにしても「継続」することは重要で,続けなければ結果は出ないです。でも継続することは難しいことがあります。

継続できない原因
そもそも「始められない」ところにある

例えば,ブログの記事が書けないときは,「なんとなく筆が進まない」ではなく,「何を書こうか迷う」とか,「どうやって書くか」で止まってしまうなどです。この「始める」というハードルを簡単にクリアする解決策は,「前日にフライングでスタートする」ことです。

・動画編集をするなら→素材は前日までに撮影して,編集ソフトに事前にいれておく
・ブログ記事なら→タイトル・見出しまでは考えておいて前日のうちに書き込んでおく

こうすることでタスク全体のボリュームが理解できる上に重たい作業も分割され1日あたりの負担がかなり少なくなります。

あっきー
仕事をフライングすると格段に始めるハードルが下がるので,ぜひ試してみてください。

 

▼2つ目、リマインダーで「毎日やる」を3週間すること

継続は重要です。継続しなければ成功は100%ないです。新しいことを始めるのは誰でも辛いです。だ
から習慣化して辛いという感情をなくせば良いです。習慣化を達成するために高澤さんは最初に一番つらい条件でルール化するようにしています。つまり2日に1回とかではなく,毎日やることです。そして3週間続けることを基本のルールとして設定しています。

毎日のルーティン化の方法
スマートフォンのリマインダー機能を使うのがおすすめ

最初の3週間は辛いかもしれないですが,当たり前かのように身体が順応するようになり,毎日やらないと気持ちわるいと感じるようになります。仕事は「質×量」の掛け算で決まると考えています。質はどの部分で100点なのかわからないです。量の方がわかりやすく,量をこなすことを習慣化するとうまくいく確率が上がると著者は考えています。

▼3つ目,ルールを決めて思い切ってやめる。

仕事において,いろんな依頼を受けすぎてタスクがパンパンになってしまうことがあります。 単純な解決策はタスクが詰まったら思い切ってやめることです。タスクが詰まって負担がかかると周りが見えなくなりいつもどおりのルーティンが,こなせなくなってしまいます。やらなくていいことを選別するためにルールを決めてタスク整理をしてみてください。

具体的に
1.まず,タスクを書き出すこと
2.「やらなくてはならないこと」,「やった方が良いこと」の2つに分解
3.「やった方が良いこと」は一旦全部カット
4.残った「やらなくてはならないこと」は,いつどのようにやるかを具体的に書き込む
5.カットした「やった方がよいこと」は優先順位を書き出してから「本当にやった方が良いこと」だけを吟味して,未来のスケジュールに組み込む

自分なりのルールでタスクを整理し,負荷がかからないように毎日を切り抜けてみてください。案外やめるのは難しいです。難しいからこそルールは大事です。

まとめ

今回の解説は以上です。著者の高澤さんは,モノに出会って180度生活が変わりました。高澤さんはこう言っています。

「周りにあるたくさんのモノが生活を支え,仕事と人生を変えてくれました。好きだと言えるモノに囲まれた今の人生は,最高に幸せです。」

あなたも好きなモノに囲まれる生活をしてみてください。今回のブログが役にたった。面白かったという人は、コメントお願いします。

『デジタルライフ・モノワーカー モノ選びで劇的に豊かになる仕事術』
1.「好き」はモチベーションの源泉。
2.”一張羅(いっちょうら)なモノ”が自信を作り出す。
3.ときめくモノで仕事環境を整える。
4.モノ選びの心構え。
5.好きなモノの選び方。
6.好きなモノとの出会い方。
7.モノ選びで劇的に豊かになるフリーランスの仕事術。

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